ニジェール共和国のサイケ・ヒーローにして、今世界で最も注目を集めるギタリストのひとりであるエムドゥ・モクター(Mdou Moctar)。このたび、彼が米〈Matador Records〉との契約を発表し、新曲“Chismiten”を公開した。
Mdou Moctarが〈Matador Records〉と契約!
エムドゥ・モクターは、プリンス(Prince)の“パープル・レイン”を再考した初のトゥアレグ語映画『Akounak Tedalat Taha Tazoughai』で主演を務めたことでも世界から注目を集めたギタリスト/ソングライターだ。
彼を中心とした4人組バンドは、伝統的なトゥアレグのメロディズムやリズム・セクション、そして惜しくも先日亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンが放った大胆な威厳の両方をルーツとした唯一無二のサウンドで、世界中のフェスティバルを席巻。ライブにおいては、『Masters of Reality』時代のブラック・サバス(Black Sabbath)の魅惑的なブギーや、ブラック・ウフル(Black Uhuru)の崇高でしびれるようなグルーヴをも彷彿とさせる獰猛なバンド・アンサンブルでオーディエンスを盛り上げている。
そして今回公開されたエムドゥ・モクターの新曲“Chismiten”は、2021年に〈Matador Records〉よりリリースされる最新アルバムの収録曲となっている。同曲のMVも解禁されたので是非チェックしてほしい。