今年にはシングル“トーチ”をリリースしたほか、これまでの活動を総括したライブ盤『暁のわたし REC2013-2019』を発表、さらに自主制作時代の作品をアナログレコード化するなど、精力的に活動している折坂悠太。約半年ぶりとなる彼のシングル“春”が、11月18日(水)に各種配信サービスにてリリースされることに。
映画『泣く子はいねぇが』主題歌・折坂悠太“春”がリリース決定!
映画『泣く子はいねぇが』の主題歌である本楽曲は、主演・仲野太賀の推薦によりオファーを受けた折坂が、監督・佐藤快磨とのやりとりを経て制作したものだ。
「確かじゃないけど 春かもしれない」と繰り返される民謡調の歌と共に、移り変わっていく景色のように展開していく伴奏。自粛期間の最中で制作された本楽曲には、様々な変化に対する折坂の想いが込められている。また佐藤快磨と仲野太賀は、今作について以下のコメントを寄せている。
確かじゃないけど春かもしれない。エンドロールに“春”が流れたとき、登場人物たちのそれからを思わず想像していました。不甲斐ないですが、“春”で映画『泣く子はいねぇが』は完成したのだと、そのとき初めて分かりました。折坂さんには心から感謝しています。折坂さんにお願いできて本当によかった。これからも迷うばかりの人生が続いていくと思いますが、立ち止まるたびにそっと春を思い出します。
佐藤快磨
折坂悠太さんの歌声がエンドロールで流れた時、鳥肌が立ちました。
僕自身が折坂さんの歌に勇気づけられたように、僕が演じた頼りない男の人生もまた、この歌によって前に進む事ができるんだと思いました。浮き沈みのある人生の四季に、不確かではあるけど愛と矛盾に満ち溢れたラストシーンの先に、いつか春は訪れる。素晴らしい楽曲を提供してくださって、本当に感謝しかありません。折坂悠太さんの“春”、是非聴いてみてください。
仲野太賀
佐藤快磨監督の劇場デビュー作でありながら、<第68回サン・セバスティアン国際映画祭>で最優秀撮影賞を受賞した映画『泣く子はいねぇが』。仲野太賀のほか、吉岡里帆、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった豪華俳優陣が出演している本作は11月20日(金)より全国公開となる。是非お楽しみに!
映画『泣く子はいねぇが』本予告 | 11/20(金)公開
INFORMATION
泣く子はいねぇが
11月20日(金)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー
出演:仲野太賀 吉岡里帆 寛一郎 山中崇 / 余貴美子 柳葉敏郎
監督・脚本・編集:佐藤快磨
主題歌:折坂悠太「春」(Less + Project.)
企画:是枝裕和
エクゼクティブ・プロデューサー:河村光庸
プロデューサー:大日向隼、伴瀬萌、古市秀人
企画協力:分福
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:バンダイナムコアーツ/スターサンズ
製作:『泣く子はいねぇが』製作委員会
©2020「泣く子はいねぇが」製作委員会