ロンドンを拠点に活動するマット・マクブライアーとアンディ・ファーガソンから成るユニット=バイセップ(Bicep)が、1月22日(金)にリリースする最新作『Isles』より、収録曲“Saku(feat. Clara La San)”のMVを公開した。
Bicep最新作『Isles』より収録曲“Saku(feat. Clara La San)”のMVが公開!
本楽曲は、フットワークの影響を受けたポリリズムなビートや、ボーカリスト・Clara La SanのUKガラージを想起させる歌声、そして90年代のR&Bをも思い起こさせるメロディが紡がれている1曲だ。なお、MVの監督はDavid Bertramが務めている。
そして、彼らにとって2回目となるオンラインライブ配信<Bicep Global Livestream>は日本時間の2月26日(金)19:30より公開される。配信では、過去作に収録されている曲のリメイク版や、最新作『Isles』に収録された楽曲のエクステンデッド・バージョンなどが披露される予定だ。前回同様、スクエアプッシャー(Squarepusher)のアートワーク/ビデオを手がけるBlack Box Echoによるビジュアルを楽しむこともできる。
なお、待望の最新作『Isles』は2021年1月22日に国内盤CD、輸入盤CD/LP、カセットテープ、デジタルでリリース。国内盤CDには解説が封入、ボーナストラックが収録される。また、輸入盤LPは通常のブラックに加えて、限定のピクチャー盤、さらには国内盤CDと同内容のボーナストラックが収録された3枚組のデラックス盤が発売される。バイセップの新たなコメントも到着したので、合わせてチェックしてみて欲しい。
“Saku”は、BPM150のフットワークにインスパイアされたトラックとして制作が始まった。そこからポリリズムだったり面白いドラムプログラミングを考えていたんだけど最終的にはBPM130くらいまでテンポを落として、雰囲気を一変させて、“Gebede-gebede Ulendo Wasabwera”を含む様々なボーカルサンプルを使って実験的な試みをしたんだ。
僕らはClara La Sanといくつかのデモで仕事をしていたけど、彼女にドラムンベースの要素をベースにした、90年代のUKG/R&Bのヴァイブスを加えたものを送ったんだ。これに加えて、最後には心を揺さぶるようなシンセを使って、ダークとライトの要素を対比させて、トラックにコントラストを持たせようとしたんだ。僕らはいつも、自分たちの影響をミックスしたハイブリッドなトラックを作りたいと思っているんだけど、このトラックでは様々な方向性を表現することができて良かった。
バイセップ
BICEP | SAKU (FEAT. CLARA LA SAN) (Official Video)
RELEASE INFORMATION
Isles
2021年1月22日(金)
Bicep
Ninja Tune / Beat Records
tracklist:
1. Atlas
2. Cazenove
3. Apricots
4. Saku (feat. Clara La San)
5. Lido
6. X (feat. Clara La San)
7. Rever (feat. Julia Kent)
8. Sundial
9. Fir
10. Hawk (feat. machìna)
11. Light (Bonus Track)
12. Siena (Bonus Track)
13. Meli (I) [Bonus Track]