世界中から集めてきた光るものや、音の出るものを中心に販売しているショップ「光と音の専門店ハオハオハオ」が、日本初のオリジナルブッダマシーンとなる電子念仏機『天界』を本日2月6日(土)に発売した。
日本初のオリジナルブッダマシーン『天界』が発売!
ブッダマシーン(電子念仏機)は、中国を中心としたアジア各国で生産されているジュークボックスだ。念仏や仏教ソング、民謡などが収録されており、その楽曲性の高さから、日本ではアーティストがライブ/サンプリングで使用するなどカルト的人気を集めている。
今回発売された『天界』では、5宗派・総勢8名の日本の僧侶による念仏、声明、読経、御文を収録。真言宗、浄土真宗、浄土宗、天台宗、臨済宗の僧侶の協力のもと、宗派によっても読み手によっても全く異なる、奥深い念仏を聴き比べることができる贅沢な一台に仕上がっている。
また収録曲には、日本国内外で活躍するアーティスト達が“ブッダマシーン”をテーマに書き下ろした楽曲や、既に人気の仏教ソングも。参加アーティストには、Omodaka、明和電機、さよひめぼう、菅原慎一、田島ハルコ、Tariki Echo、赤坂陽月、薬師寺寛邦、炒饭骨(mansooon)、關PUNKSPIRIT2000(g.a.g/テクノウルフ/NDG)、メコンス、ナマンダーズ、セキグチサトル、nehanらがラインナップしている。
なお仏像のイラストは、漫画家/小説家/MV監督など幅広く活躍している天久聖一の描き下ろしによるもの。電子基板が少し透けて見える、赤いスケルトンボディも注目のポイントだ。本商品の展示即売は2月12日(金)より東京/大阪にて順次開始となるので、こちらも是非チェックしてみてほしい。
お寺へお参りに行かずに機械で念仏を聴くことにいささか疑問を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、より気軽にそして身近に仏教と接することができるようになっても良いのではないかと思っております。
また、CDのリリースが減りストリーミングサービス利用者の割合が年々増加するこの時代に於いて、特定の音源を聴くためだけの機械である念仏機はかなり時代を逆行する存在だと思います。しかし、「この機械でしか聴けない音」「この音を聴くためだけの機械」である念仏機が2020年に於いても存在し続けていることにある種のロマンを感じます。MP3でもYouTubeでもCDでもなく「専用の機械」でましてや敷居の高い「念仏」が聴けるなんて、なんと贅沢なことでしょうか! 仏教徒の人も仏教徒ではない人も、いつでもどこでもスイッチを押せば癒しと安らぎそして驚きを届けてくれるような念仏機になるよう沢山の方々にご協力をいただいてプロジェクトを立ち上げました。この電子念仏機『天界』を通じて、私が初めてブッダマシーンと出会った時のようなときめきを皆様にお届けできたら幸いです。
ハオハオハオ
PRODUCT INFORMATION
天界
2021年2月6日(土)
光と音の専門店ハオハオハオの特設サイトにて発売(発送は2021年3月を予定)
¥4,800(+tax)
サイズ:およそ縦10.2cm、横15.5cm、厚み4.5cm
電源:単三電池3本(別売)
展示スケジュール
・東京
日程:2021.02.12(金)〜02.21(日)
会場:MAT 東京都渋谷区神宮前 5-49-5 R ハウス B1F 営業時間:13:00〜20:00(展示期間中は無休)
・大阪
日程:2021.03.05(金)〜03.28(日)
会場:月台 大阪市中央区谷町六丁目3-15越野ビル201 営業時間:12:00〜19:00(金・土・日のみ営業)