ギャスパー・ノエ監督が再編集した“逆転完全版”ともいえる『アレックス STRAIGHT CUT』がついに10月29日(金)より公開を迎える。2002年のオリジナル版は、東京国際ファンタスティック映画祭にてシークレット上映企画として上映前に作品のタイトル・内容等が一切公表されずに上映され、途中退席者が続出したという。そしてこの度、STRAIGHT CUT版でも作品名を伏せた“スニークプレビュー”試写会を決行。そのレポートが到着した。
『アレックス STRAIGHT CUT』のスニークプレビュー試写会レポートが到着!
スニークプレビューに集まったのはオリジナル版をリアルタイムでは知らない若い世代の男女21名。最低限の情報のみは与えられつつも事前情報を一切なしに作品を観た彼らの反応は……? 上映後にギャル映画評論家(仮)の、ちぴたん(石川千裕)、8467(やしろなな)、MIMIの3名が観客へ突撃インタビューを実施! ギャスパー・ノエ監督にもリモート取材を果たしている彼女たちならではの等身大でありながらポップなインタビューで若い世代から作品への等身大の感想の言葉を引き出している。
途中退場してしまった方もいる中、衝撃的過ぎる作品を最後まで耐え抜いた観客からは、「めちゃくちゃ胸糞悪い映画だったけど、結末が気になってしまった」、「監督は人の嫌がることをする天才だなと思った」、「地獄を見せられた感じ」など、さまざまな感想が。インタビュアーを務めたギャル映画評論家の3名は、「スクリーンでの鑑賞は大画面で音も大きいから、くらい方も違うんだろうな」「途中退場してしまう気持ちもわかる」と同情しながらも、「彼女の尊さがわかる映画!」と本作の魅力をアピールしている。胸糞悪さの向こうに隠された真意とは? あなたもぜひ劇場で本作の魅力を確かめてほしい。
INFORMATION
アレックス STRAIGHT CUT
10月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!
クレジット
監督・脚本・撮影・編集:ギャスパー・ノエ
出演:モニカ・ベルッチ ヴァンサン・カッセル アルベール・デュポンテル ジョー・ブレスティア
音楽:トーマ・バンガルテル
提供:キングレコード 配給:太秦 字幕:横井和子
【2020年/フランス/シネマスコープ/5.1ch/90分/DCP】
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