<FUJI ROCK FESTIVAL>などを主催するコンサートプロモーター・SMASH。今回、SMASHの若手スタッフによるTwitterアカウント「デイリーSMASH」とニュースメディア・Qeticによるコラボプレイリスト企画第8弾が公開! SMASHのセレクターが毎月テーマを変えてプレイリストをアップ。そして、Qeticではプレイリストと連動した連載記事が公開され、プレイリストのテーマに沿った内容が深掘りでき、どちらからでも2度楽しめる内容に。
コラボプレイリスト第8弾はアジアンインディ〜タイ編〜!
第8弾となる今回はアジアンインディ〜タイ編〜! 第4弾のアジアンインディ〜中国編〜特集に続き、今回はタイのミュージシャンを取り上げてプレイリストを作成。ジャパニーズシティポップへのリスペクトを感じるムードから、オルタナ・ポストロックバンドまで。この機会にタイのミュージックシーンをぜひチェックしてほしい!
▼第4弾記事はこちら
SMASH × Qeticコラボプレイリストの第四弾は「アジアンインディ〜中国編〜」!中国音楽シーン注目アーティストを厳選
今回のプレイリストについて
QeticとデイリーSMASHのコラボプレイリスト2022年初回は、アジアンインディ特集〜タイ編〜です!
前回の中国編が意外にも高評価をいただき、第2弾を作成しました。世界のミュージックシーンと同じように、タイでもシティポップが数年前から流行していて、今回のプレイリストはシティポップのアーティスト中心です。また、近年ではオルタナやポストロック勢も活躍しているので、今後要注目の新人アーティストたちも入れ込みました。東南アジアでは、タイ以外にもマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンなど面白い音楽がまだまだありますので、今後紹介を予定しています。
Seal Pillow – SENSEI
バンコク出身の5人組ギターポップバンド。2019年にYogee New Wavesがタイでワンマンライブを行った際にオープニングアクトとして出演していました。『SENSEI』はおそらくタイ語の曲ですが、曲調としては「爽やか!」の一言です。ジャケットに「先生」と日本語で書かれていたり、群馬県でミュージックビデオを撮影するなど日本愛を感じさせます。
Seal Pillow – SENSEI (เซนเซย์)[Official MV]
Wave And So – The Discussion
2014年結成のバンコク出身の4人組バンド。シティポップというよりはサーフ感が強めのアーティストです。アルバムは2019年に発売した1stアルバム『Absurf』のみですが、1曲気に入れば全曲一気に聴けるぐらい捨て曲のない良いアルバムです。気に入った方はぜひ他の曲も聞いてみてください。
Numcha – Keep Cold
今回、セレクトしたアーティストの中でも個人的にとても好みのタイのシンガーソングライター。Numchaはミュージックビデオがとてもオススメです。“Keep Cold”のミュージックビデオは日本語のセリフから始まっていて、80年代の日本のシティポップを感じさせます。ほかにも、“Dirty Shoes”や“Kryptonite”もおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
Numcha – Dirty Shoes (Official MV)
Alec Orachi – Itsukushima
今回のプレイリストの中で最も注目しているタイのR&Bシンガー・Alec Orachi。タイのアーティストの曲って意外にも日本語のタイトルが多い気がします。この曲はイントロを聴いただけで要注目だなと感じました。コロナが収束したらぜひ来日して欲しいと思います。
YONLAPA – Let Me Go
タイのチェンマイ出身の4人組サイケデリックシティポップバンド。元々は、ボーカルがシンガーソングライターとして活動していたのですが、そこにメンバーが加わり、2018年に結成されたバンドです。“Let Me Go”はYouTubeの再生回数がすでに300万回を超えています。サイケデリックな要素もありつつ爽やかで、どこか懐かしい感じのある1曲です。