1873年に創業した、最も歴史があるギターブランドのひとつ・エピフォン(Epiphone)。ポップスからジャズ、R&B、ロックンロール、メタルなど、あらゆる音楽の歴史に寄り添いながら、エピフォンは常に進化を遂げ続けてきた。

そんなエピフォンがお届けするYouTube企画、エピフォンTV日本版オリジナルシリーズ『Epiphone | For Every Challenge』がスタート。ティーンに人気の女優・モデルである紺野彩夏が時に奮闘しながら、エピフォンのギターと共に成長する姿をカメラに収めた本作。

最終回では彼女がリスペクトするシンガーソングライター・井上苑子が登場し、紺野と共にセッションライブを披露した。ハードなスケジュールの合間を縫いながら、紺野がギターと向き合い続けた特訓の成果はいかに?

さらに、紺野さんが所有しているギターと同型の「マスタービルト・フロンティア(新品)」と「紺野さん直筆サイン色紙」のプレゼントキャンペーンも実施中。こちらもお見逃しなく!
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『Epiphone | For Every Challenge』 クローズド・ライブの舞台裏

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(左)井上苑子 / (右)紺野彩夏

スタジオ内に用意されたのは、生花をふんだんに用いた舞台セットとマイク2本に椅子が2脚。スタッフが設営を進めるなか、スタジオの隅には真剣な表情でストロークを繰り返す紺野の姿があった。この日、井上とともに彼女が演奏するのは、井上の代表曲でもある“大切な君へ”。紺野自身も「この曲を弾けるようになりたい!」と、今日に至るまで練習を重ねてきた。

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紺野が手にしているのは、『Epiphone | For Every Challenge』のエピソード1で相棒に選んだ「Masterbilt Frontier -Iced Tea Aged Gloss」だ。ピックガードの投げ縄とサボテンのレリーフが特徴的で、老若男女問わずファンの多いアコギである。

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Masterbilt Frontier -Iced Tea Aged Gloss

一方、リラックスした表情で練習する井上。時折、紺野の練習するフレーズにさりげなく合わせて演奏をしたり、ギターをチューニングしたりしながら、会場の準備が整うのを待っていた。

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この日、撮影に挑む井上のために用意されたのは「Texan(USA Collection) -Vintage Sunburst」。ポール・マッカートニー(Paul McCartney)やノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)らも愛用するモデルである。

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Texan(USA Collection) – Vintage Sunburst

「一緒にセッションするのは2回目」だという彼女たち。紺野はよほど緊張しているのだろうか、舞台へ上がるまで、表情が少しこわばっていた。しかし、リハーサルで井上と一緒に演奏し始めた瞬間、やっと笑顔を見せ始めた。

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テイクを繰り返すうちに、彼女の歌声もギターの音も、驚くほど響きが良くなっていく。井上も時に紺野にアイコンタクトを送りながら、やさしくリードしていく。

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会場には『Epiphone | For Every Challenge』で紺野の講師を務めた“Kaz先生”ことKaz Takayama氏も来訪。本番前に「楽しそうに、思いっ切りやったほうがいい」というアドバイスとともに彼女へエールをおくった。

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そして本番。舞台上にはKaz先生の教え通り、今までの練習の成果をフルで発揮する紺野がいた。多少のおぼつかなさはありながらも、堂々とした様子で演奏している。その完成度は我々が言葉で説明するよりも、動画でチェックしていただいたほうが伝わるだろう。

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Epiphone | For Every Challenge ~紺野 彩夏~ vol.6

文字通り、ギターにおける“基本のき”からスタートした紺野。そしてプロミュージシャンとして、紺野の横で演奏した井上。Qeticでは、本番収録を終えたばかりの彼女たちにフレッシュな感想を伺った。

INTERVIEW:紺野彩夏×井上苑子 クローズド・ライブ

ギターのビジュアルの可愛らしさも、練習を楽しく続けられた理由の1つ

──まずは本番、お疲れ様でした! ライブステージを終えた感想を教えてください。

紺野 井上さんと演奏できて、本当に楽しかったです! 井上さんの音楽が好きで、“大切な君へ”もずっと聴いていた曲なので、こうやって一緒に演奏ができるのは、本当に贅沢だと思いました。

井上 たったの3〜4ヶ月で弾き語りを披露する、なんてこと自体が特殊だと思うのですが、改めて私の曲を使ってもらえて嬉しかったです。実は、お会いしてセッションするまでは、ちょっと不安だったんです。私の曲はコード展開がそこまで簡単ではないし、自分でも「ちょっと覚えにくいな」と感じるので。“大切な君へ”は比較的弾きやすい曲ではあるものの、初心者にはなかなかハードだったと思います(笑)。

紺野 確かにフレット(ギターのネックを押さえる位置)の移動が何回もあるので、左手が間に合わず大変でしたね……。仕事の合間やオフの日にも練習していたのですが、やっぱり難しい。今日はそれに加えて声も出なくて、ギリギリまで焦っていました。ただ、Kaz先生をはじめ多くの人に見守っていただいたおかげで、今日は楽しく臨めました。何より井上さんにもリードしていただいて、本当に心強かったです。

井上 ちょっと慌てている姿も垣間見れたのが可愛かった(笑)。ギターを始めた頃はどうしてもコードを押さえる左手に意識が集中しちゃうけれど、慣れてくるとびっくりするくらい落ち着いて演奏できるはず。紺野さんにはもっとギターの世界へ、のめり込んでもらいたいです!

紺野 多分、のめり込むと思います。1曲弾けるようになったからこそ、井上さんが次にリリースする新曲が楽しみです。ギターを始めてから音楽の聴き方も変化しているので、きっと「どんなコードを使っているんだろう」って気になるようになりました。

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井上 それは確かにあります! 私もいろんなアーティストの曲を聴きながらコード進行をチェックしがちなので。そのうちストロークのやり方など細かいところも気になってくると思いますよ!

──徐々に“ギター沼”が広がっていきそうですね(笑)。紺野さんが次に挑戦したい曲はありますか?

紺野 練習してみたい曲はたくさんあります。まずは初心者向けの曲を弾いて、そのうえで難易度の高い曲にチャレンジしてみたいです。私が弾けるようなオススメの曲、ありますか?

井上 自分が弾きたい、と思う曲にトライするのが一番だと思います! 私がギターを始めた頃に弾いていたのは、私自身が特に好きだった曲でした。「この曲を歌ってみたいから」というマインドで練習すると、楽しく続けられるはずです。とはいえ難しい曲を無理やり弾くと、楽しくなくなっちゃうのは確か。最近では、楽曲のコードを簡易化している初心者向けのサイトもあるので、参考にしながら練習するといいかもしれません。

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──難易度ではなく「好きかどうか」で演奏曲を選ぶのが長続きの秘訣、ということですね。今回お2人はエピフォンのギターでセッションに挑んでいただきました。最後に、それぞれの楽器を演奏したことで得た感想を教えてください。

井上 実はエピフォンを使うのは初めてなんです。アコギは音色の暖かさ、丸みを帯びた響きに魅力があるのですが、今回使ったTexanは、特にその「アコギならではの魅力」が際立っている印象がありました。弾いていて心が洗われるサウンドで、とにかく気持ちがよかったです。

紺野 今回のプロジェクトをきっかけにこのギターと出逢えたのですが、練習を重ねるごとに愛着が湧きました。このビジュアルの可愛らしさも、ギターの練習を楽しく続けられた理由の1つかもしれません(笑)。せっかく機会をいただけたからこそ、これからも趣味のひとつとして続けていきたいです。

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多くのプレイヤーの「なりたい姿」を応援してくれるギター

「鳴らしてみたい音がある」「憧れのギタリストが使っている」「ビジュアルが美しい」など、人がギターを手に取る理由はさまざまだ。そのなかでも、彼女たちが手に取ったエピフォンのギターは、初心者からプロまで、幅広いレンジのギタリストがもつ目的や願望を叶え、「なりたい姿」に近づけてくれる懐の深さをもつ。

なお、紺野は「新年に新しいことを始めようと思って」(『Epiphone | For Every Challenge』Vol.1より)という極めてシンプルな理由で、今回のシリーズに参加した。数ヶ月というわずかな期間ながらも“大切な君へ”を演奏できるようになったのは、もちろん彼女自身の努力や周囲のサポートも関係している。

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ただ紺野からの感想を伺うと、「自分にとって魅力的な1本」を自身で選んだことも、彼女のステップアップに影響しているようにも思える。まずは手に取ること。そして鳴らしてみること。ふとしたきっかけが、新しい世界を切り拓く入り口になるのだ。

『Epiphone | For Every Challenge』では、今後も様々な目的をもってギターにチャレンジする人々が登場するだろう。このシリーズをきっかけに、底知れぬ「ギターの世界」へ興味をもつ人が1人でも増えることを願うばかりだ。

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Text:Nozomi Takagi
Photo:Maho Korogi

INFORMATION

Epiphone

140年以上にわたり、エピフォンは「カジノ」「テキサン」「マスタービルト・センチュリー・アーチトップ・コレクション」などの革新的なモデルを生みだし楽器業界をリードしてきました。エピフォンは1870年代に古代ギリシャのスパルタの「ハウス・オブ・スタトポウロ」家業として始まり、NYマンハッタンのジャズ全盛期に名声を博した後、1957年にギブソンのグループ・ブランドになりました。今日でも、エピフォンはテネシー州ナッシュヴィルを拠点に歴史的名器を生み出し続けています。エピフォンはレス・ポール、ビートルズ、ローリング・ストーンズ等、往年のレジェンドから、ピーター・フランプトン、ゲイリー・クラーク・ジュニア、KISSのトミー・セイヤー、リジー・ヘイルのようなトップアーティストに至るまで、その名盤に欠かせないギターサウンドを提供してきました。エピフォンはその革新性、歴史を継承した確かな高い技術により、部屋でギターを練習している時からアリーナで演奏する時に至るまでのビギナーから上級者まで全てのレベル、全ての世代、全てのステージに適したギターを作り続けていきます。

Epiphone | For Every Challenge ~紺野彩夏~EpiphoneオフィシャルサイトInstagramTwitter

『Epiphone | For Every Challenge』
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応募受付期間:2022年6月9日(木)~7月8日(金)
賞品:エピフォン・マスタービルト・フロンティア(新品)
紺野 彩夏 直筆サイン色紙

当選人数:1名
当選通知:賞品発送をもって通知とする

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PROFILE

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紺野彩夏

1999年6月24日生まれ。集英社「non-no」専属モデル。
「仮面ライダージオウ」(EX)で連続ドラマ初出演を果たし、現在も数多くの作品に出演中。。
主なドラマ出演作に、「そして、ユリコは一人になった」(20/KTV)、「ボーダレス」(21/ひかりTV)、「いいね!光源氏くん し~ずん2」(21/NHK)、「JKからやり直すシルバープラン」(21/TX)、「卒業タイムリミット」(22/NHK)、「シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。」(22/BS-TBS)など。映画では「恋妻家宮本」(2017)、「ミスミソウ」(2018)、「藍に響け」(2022・W主演)、「灰色の壁-大宮ノトーリアス-」(2022)、「文豪ストレイドッグスBEAST」(2022)など、女優としても活躍の場を広げている。

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井上苑子

神戸出身の24歳シンガーソングライター。小6より作詞作曲と路上ライブを始め、高校入学と共に上京。動画配信サービスのツイキャスで人気を集め、視聴者数が200万人を突破しメジャーデビュー1stシングル「だいすき。」はYouTubeで2,000万再生を超え、女子中高生を中心にスマッシュヒット。これまでのミュージックビデオの総再生回数は1億回を突破。また、「点描の唄(feat.井上苑子) / Mrs. GREEN APPLE」はストリーミングサービスで1億回再生を突破し、現在もTOP100にランクインし続けている。歌手としてだけでなく、映画・ドラマ・CM・YouTubeなどへもマルチに出演するシンガーソングライター。

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