重要無形民俗文化財の安乗人形芝居や海女文化が継承され、古くから自然と人との共生をしてきた人口1,500人ほどの小さな志摩の漁村、安乗。その突端に位置する安乗岬にて、地元の有志達と共に踊りと音楽を通して安乗を体感するちいさな野外フェスティバル<あのり拍子-anorhythm->が11月26日(土)に開催される。

大友良英、冥丁らが志摩に息づくリズムを解釈

あのり拍子とは、安乗の自然と伝統文化、人々の営みから生まれる安乗特有の自由なリズムだ。知られざる豊かな安乗の魅力にインスパイアされた音楽とコンテンポラリーダンスを通し、あのり拍子を来場者は体感することができる。参加アーティストは音楽家の大友良英角銅真実冥丁、コンテンポラリーダンサーの小暮香帆。安乗と踊り奏でるライブセッションを行う。

三重・志摩の漁村で開催される野外フェスティバル<あのり拍子 -anorhythm->に大友良英、角銅真実、冥丁、小暮香帆らが出演 music221024-anorhythm3

日本一海女漁が盛んな町、志摩の漁村の魅力を堪能する一日に

志摩は全国の約半数の海女が活躍する日本一海女漁が盛んな町。安乗にも約50人程の海女がいて小さな漁村を支えている。<あのり拍子 -anorhythm->では、安乗の民俗や芸能、食をテーマに、重要無形民俗文化財の安乗人形芝居による展示やワークショップ、安乗の海女による「海女の魅力」「海女の想い」を語らうトークショーや、海女道具の一つで、採ったアワビなどの貝類を入れる網袋を海女とふれあいながら編むワークショップが開催。海女道具や貝の展示、海女のてづくり品の販売もあるとのことだ。

さらにオープニングセレモニーでは安乗神社宮司による祈祷、志摩/安乗の伝統食と海の幸や山の幸をふんだんに使ったフード出店。11月はふぐが旬で、安乗の食に触れるベストな機会だ。オフィシャルバーではあのり拍子限定カクテルが振る舞われる。また全国的にも珍しい四角いのぼれる灯台「安乗埼灯台」の特別夜間参観やライトアップも楽しめるスペシャルな一日となる。現在チケット発売中。気になる方はぜひ足を運んでいただきたい。

三重・志摩の漁村で開催される野外フェスティバル<あのり拍子 -anorhythm->に大友良英、角銅真実、冥丁、小暮香帆らが出演 music221024-anorhythm2

EVENT INFORMATION

あのり拍子 -anorhythm-

三重・志摩の漁村で開催される野外フェスティバル<あのり拍子 -anorhythm->に大友良英、角銅真実、冥丁、小暮香帆らが出演 music221024-anorhythm1

2022.11.26(土)

OPEN 12:30/START 13:30/CLOSE 19:00

安乗岬園地(三重県志摩市阿児町安乗794)

出演:大友良英/角銅真実/冥丁/小暮香帆

主催: infusiondesign

共催:あのり拍子実行委員会

運営:あのり有志会/infusiondesign

公式HPチケットはこちらTwitterInstagramFacebook