9月9日(土)よりLAID BUGにてK.T.Kobelのソロエキシビジョン<Interludes>が開催される。

「逆説的な記憶へのオマージュ」|K.T.Kobelの個展<Interludes>開催

ロンドン出身のアーティストで、現在はオランダ・アムステルダムを拠点に活動しているK.T.Kobel。記憶のダークサイド、トラウマ的情景を主題に扱い、エアブラシを用いて人間の複雑な心情を掘り下げる具象表現に取り組む。世界各地で展示を開催し、昨年LAID BUGで行われた展示でも好評を博した。

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel3

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel6

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel8

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel2-1

LAID BUGで2回目の開催となる本展では、「間奏曲」を意味する「Interludes」と名付けられた一連の作品群を展示。Kobelが描く、謎めいた瞬間を切り取った映画的なスナップショットは、現実と妄想の境界を曖昧にし、鑑賞者を歪んだ記憶の領域へと誘う、いわば逆説的な記憶へのオマージュといえる。これらの作品は、大きな物語の断片として、不可解ながらも調和し、共鳴している。名もなき主人公たちの物語をみるとき、私たちは不確かな記憶を重ね、不思議と親しみやすさを覚えるだろう。記憶という捉えどころのないものによって、観察者と被観察者は混ざり合い、「真実が記憶によって塗り替えられたとき、何が残るのか?」と問いかけてくる。

今回、本展のために描き下ろした新作を含む9点を展示・販売。また、本展にあわせてつくられたzineも数量限定で販売予定。広がり続けるKobelの作品世界をぜひ会場で感じていただきたい。

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel7

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EVENT INFORMATION

Interludes
by K.T. KOBEL

アーティスト・K.T.KOBELの個展<Interludes>代官山LAIDBUGにて開催|記憶のダークサイドやトラウマ的情景が主題、描き下ろし新作や数量限定の限定zineも artculture230829-k-t-kobel1

2023年9月9日(土) 〜9月30日(土)

LAID BUG/東京都渋谷区代官山町2-3 BF

13:00-20:00

定休日:月曜日、火曜日

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