関口シンゴが1stアルバム『Brilliant』から約8年ぶりとなる、2ndアルバム『tender』を12月6日にリリースした。
約8年ぶりのアルバムは全てが主役級の一枚に
トム・ミッシュ(Tom Misch)やジョーダン・ラカイ(Jordan Rakei)と通ずるサウスロンドンのフィーリングに、表情豊かなギターのリフとリズム、そしてローファイ以降のチルなビートを世界に先駆けてリリースしてきた関口シンゴ。あいみょん、アイナ・ジ・エンド、米津玄師、川崎鷹也、s**t kingz、ASOBOiSM、ウーター・ヘメル(Wouter Hamel)など国内外のアーティストをサポート、また映画『1秒先の彼』の劇伴音楽を担当するなど多岐に渡るシーンで活躍している。
今作では1,300万回再生とロングヒットを記録している“North Wing”を筆頭に、ミリオン越えの人気曲“Tender Rose”、“Recollection”、“Raincoat”、そしてアルバムのリード曲を飾る“Origami Song”など、もはやインストミュージックのジャンルを飛び超えてしまうほど全てが主役級の全12曲を収録。また、限定盤はソロギターによるインストカヴァーアルバム『Chill Guitar Covers』を付属した2枚組に。こちらもぜひチェックしてほしい。
前作『Brilliant』から8年9ヶ月。
一曲一曲をその時の空気や想いと一緒に形にしてきた、正に”アルバム”になったと思います。
今作は初めて、マスタリングを除く全ての制作作業を自分自身だけでやってみました。
『Brilliant』の時にはまだそれをやり切るだけの力も技術もなかったなと思います。
この8年の間に沢山の音楽仕事を経験させてもらい、そこで培ったものが間違いなく今回のアルバムの音楽的表現を支えてくれました。
そう言った意味でもorigami PRODUCTIONSで音楽を作ってきたからこそ生まれた作品という気持ちも込めて「Origami Song」は必ず入れたかったし、
また前作ではmabanuaをフィーチャリングした「Everyday I feel your heart」も自分のバージョンとして、ある意味自立した姿を見せられたらと思い収録しました。
「North Wing」は世界との繋がりやインストミュージックの可能性を自らに再認識させてくれた転機となる曲。
「Tender Rose」や「Raincoat」はギタリストとしての自分なりの表現方法を確立出来た(という手応えを感じられた)初めての曲のように思います。
「Dance」をはじめ、ライブや配信でファンの皆さんと育ててこれた楽曲もアルバムの一員として残すことが出来てとても嬉しいです。
全ての音は自分の部屋で自分自身と対話しながらひとりギターを弾いて作りましたが、
同時に遠く離れた世界やいつも聴いてくれる人との繋がりを感じながらビートを組み、和音を重ね、メロディーを弾いていた気がします。
この作品が自分の知らないところで沢山楽しんでもらったり、繋がりを生み出してくれたらいいなぁと思いを馳せています。
リリースの時はいつも不安はありますが、正真正銘の「チルギターアルバム」であることだけは自信をもって言えます。
関口シンゴ
関口シンゴ – Tender Rose [Official Audio]
ShingoSekiguchi White Christmas @ THE HOUSE hayama
RELEASE INFORMATION
tender
2023.12.06(水)
関口シンゴ
形態:CD/ストリーミング/ダウンロード
〈origami PRODUCTIONS〉
通常版:OPCA-1055/4580246161575/¥2,500(+税)
2CD限定版:OPCA-1056/4580246161582/¥3,000(+税)
流通:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ
【TRACKLIST】
DISC1『tender』※全仕様共通
01. Mystic
02. Tender Rose
03. North Wing
04. Dance
05. Origami Song
06. Pianistic
07. Raincoat
08. Everyday I feel your heart
09. Southern Street
10. Recollection
11. Tell me
12. April Coffee
DISC2『Chill Guitar Covers』※CD限定版のみ付属
01.Close to You
(Carpenters)
02. Don’t Know Why
(Norah Jones)
03. Just the Two of Us
(Grover Washington Jr.)
04. If I Ain’t Got You
(Alicia Keys)
05. Isn’t She Lovely
(Stevie Wonder)
※()内はオリジナルアーティスト