「旅する喫茶」と「喫茶文藝」によるコラボレーションメニュー「文明開化のクリイムソーダ」発表｜8月最後の週末には完全予約制イベントも

「旅する喫茶」と「喫茶文藝」が手を組み、冷やし飴から着想を得たコラボレーションメニュー「文明開化のクリイムソーダ」を発表。8月1日（木）から28日（水）まで旅する喫茶 高円寺店（東京）と旅する喫茶 うきは（福岡）で提供される。

喫茶文芸による「天国のアイスクリイム」の限定販売も

自然の風景や旅先の景色からヒントを得て、繊細な色彩のグラデーション表現や独特な味・香りの組み合わせのオリジナルクリームソーダが絶大な人気を集める「旅する喫茶」の店主がソーダのレシピを考案。和と洋のマリアージュを掲げる喫茶店「喫茶文藝」のパティシエールがアイスクリームのレシピを考案し、それぞれが一つのテーマに向かい新しく共同開発した逸品「文明開化のクリイムソーダ」が誕生した。

冷やし飴をベースとして、ジンジャーとスパイスの爽やかな風味が広がるソーダと、蜂蜜やレモンを基調としながらアクセントに日本古来の調味料であるみりんを加えた、ミルキーなアイスクリームをトッピング。新しきを吸収し、日本の風情はそのままに生来のものの味わいかたや楽しみかたを広げる文明開化の人々の感性に想いを馳せて作成されたという。

また8月12日（月・祝）と8月13日（火）の二日間は、東京都内の別会場で「天国のアイスクリイム」だけの店舗をオープン。「天国」と名付けられたオリジナルフレーバーのアイスクリームを数量限定で販売する。さらには8月29日（木）から31日（土）の三日間は、旅する喫茶 高円寺店にて完全予約制イベント＜喫茶文藝 2024 summer＞を開催予定だ。情報は随時更新予定なので、各種SNS・公式ホームページよりチェックしていただきたい。

冷やし飴という関西では昔ながらの夏の風物詩として親しまれてきた飲み物を、旅する喫茶ならではのオリジナル調合スパイスを組み合わせ、新しい解釈でクリイムソーダに仕上げました。喫茶文藝の天国のアイスクリイムと旅する喫茶のスパイス香る冷やし飴ソーダが出会いマリアージュしたクリイムソーダを夏のひとときに楽しんでいただけたら幸いです。

旅する喫茶店主 / tsunekawa

スイーツ大好きで生クリームをそのまま飲むような甘党の子どもだったわたくしが社会の苦渋、辛酸を舐め続けた結果、甘過ぎるものがすっかり苦手となってしまいました。そんな大人になったわたしが最後まで飽きることなく美味しく完食してしまうクリームソーダが完成したと思います。独特な味わいの一品。ぜひ和装やドレスをお召しになって、文明開化さながら”新しさを求め浮き足立つ夏の遠出”をお楽しみください。

喫茶文藝 オーナー/ 純靄禾

アイスクリームもクリームソーダも、明治時代に日本で普及した甘味です。今回はジンジャーが香るソーダに合わせ、蜂蜜とレモンの定番フレーバーでアイスクリームを開発しました。味のアクセントには江戸時代以前から日本料理に使用されてきたみりんを煮詰めて使用し、輪郭と奥行きを作っています。旅する喫茶のtsunekawaさんとの商品開発は、新しい食の可能性を見ているようでわくわくしました。過去を汲み、令和の時代にも変革しつづけるオルタナティブなスイーツを、ぜひみなさまにも目撃していただけたら嬉しいです。

喫茶文藝 パティシエ / 桜井亜瑠