<FUJI ROCK FESTIVAL’24>(以下、フジロック)が、7月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年も掲載します。
今回はDAY 2のRED MARQUEEに登場したHedigan’sのフォトレポートをお届け。SuchmosのYONCEがギターボーカルを務め、昨年より活動を本格化させた5人組バンドです。今年の2月にリリースした作品集『2000JPY』では乾いた質感のクラシックなロックサウンドに抜け感のある演奏と歌声が絡み、既にバンドとして独自のカラーが確立されていることを示しました。多数のフェスティバル/イベントからラブコールを受け、9月には初の自主企画<AWAI vo.1>をLIQUIDROOMにて開催するなど、バンドの練度は益々増しています。
爽やかな午前中のRED MARQUEEに登場したHedigan’s。スタジオ音源でも片鱗を覗かせていた荒涼としたサイケデリアは、ジワジワとその影を伸ばし、気づけばテント全体を囲っていました。緩急のある展開で緊張と緩和がシームレスにつながると共に、ステージの上の5人が醸し出す溢れんばかりの「華」は集まったオーディエンスをノックアウトしました。苗場の森を地の底から揺さぶったパフォーマンスを美麗な写真と共に振り返ります。
<FUJI ROCK FESTIVAL’24>
2024.07.27(SAT)
Hedigan’s@RED MARQUEE
Photo by 横山マサト(Masato Yokoyama)