<FUJI ROCK FESTIVAL’24>(以下、フジロック)が、7月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年も掲載します。
今回はDAY 2のGREEN STAGEに登場したベス・ギボンズ(Beth Gibbons)のフォトレポートをお届け。1991年に英国ブリストルにて結成され、インディーシーンのみならずエレクトロニカや現代ジャズに多大なる影響を残した伝説的なトリップホップ・バンド、ポーティスヘッドのボーカルとして活躍したベス。昨年はケンドリック・ラマーのアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』にゲストボーカルとしてサプライズ参加、予想外の共演として衝撃を与えました。そして今年、自身初のソロアルバム『Lives Outgrown』をジェームズ・フォードとの共同プロデュースでリリース。活動を本格化させる中での<フジロック>出演となりました。
夕暮れ刻、まだ新緑の爽やかな呼吸が残っているうちにステージへと現れたベス・ギボンズ。名うてのミュージシャンと共に幽玄なアンサンブルを組み上げ、気づけばGREEN STAGEには夜の帳が下り、背後の山に覆い被さった黒雲と驚異的なコンビネーションを発揮していました。最もダークで最もクワイエットなステージ、最後にはポーティスヘッドのセルフカバーも披露したステージの一部始終をご覧ください。
<FUJI ROCK FESTIVAL’24>
2024.07.27(SAT)
Beth Gibbons@GREEN STAGE
Photo by 横山マサト(Masato Yokoyama)