ブランド創設130周年を迎えるギブソンが、日本を代表するイラストレーター/漫画家の江口寿史との周年プロジェクトにより描かれたスペシャルアートワークの第二弾を公開した。
江口寿史よりコメントも届く
第一弾のレスポールを構えた現代的な芯の強さを感じさせる女性のアートワークに続き、第二弾で江口氏の審美眼がとらえたのは、変形ギターの先駆的存在となったフライングV。
フライングVといえば、ぼくらの世代だとどちらかと言うとクセ強ギターというか、正直ちょっとダサいイメージを持っていました。ぼくはあまりギターの歴史には詳しくないので、Gibsonがオリジナルだったとはこの歳になるまで知らなかったですスイマセン。
まさか自分がこのギターを描くことなどないだろうとも思っていましたが、今回描いてみてあらためてカッコ良いデザインだなあと見直しましたね。
このイラストの女子の脚の開き具合はフライングVのボディの三角形の開きの角度と相似形を成しています。そこ、気づきましたか?そうすることで絵にもリズムが生まれます。絵にも音楽と同じでリズムがあるし、リズムのある絵からは音楽が聴こえると感じるのです。ちょっと手前味噌なこと書きますけど、ぼくの描くギター女子のイラストからは「音が聴こえる」とよく言われるんですが(最大級に嬉しい褒め言葉!)、その秘密はそんな所にあるのかもしれません。
江口寿史
江口寿史氏のアートワークを施したグッズの受注販売を開始!
公開に合わせて、江口寿史氏の第一弾・第二弾のイラストがデザインされたオリジナル・グッズの受注販売がスタート。ギブソン130周年を記念し、特別に制作された限定プレミアムアイテムで以下の3種類を展開する。受注販売はギブソン特設ECサイトから可能。
▼フーディー(M/L/XLの3サイズ展開)