モーガン蔵人×Marshall。
ファッショナブルな定番スピーカー/
ヘッドホンの魅力を語る
「ずっと気になっていたんですよね。街でオシャレな人たちがよく身につけているイメージです」。現場に来るやいなや、Marshall社のヘッドホン「Major V」についてそう呟いたのは、YouTubeチャンネル「OURs」でも活躍するモデルのモーガン蔵人(以下、モーガン)さんだ。
DJとして活動する父を持ち、幼い頃からMarshall製品に馴染み深かったというモーガンさんの目に、ヘッドホン「Major V(メジャーファイブ)」とスピーカー「Willen II(ウィレンツー)」は、どう映るのか。「Major V」と「Willen II」で聴きたい曲から持っていきたい場所、コーディネートへの取り入れ方まで、幅広く伺った。
INTERVIEW
モーガン蔵人 × Marshall
──まず、モーガンさんとMarshallの製品の出会いから教えていただけますか?
僕の父親はイギリス人で、かつDJとして活動していたので、幼い頃からMarshallの製品が身近にありました。Marshallというと、やはりイギリスの老舗というイメージが強いので、父親も使っていたのかな。
うろ覚えですが、幼い頃に父親が使っていたアンプが、僕が初めて見たMarshallの製品だったと思います。それから大人になって、街でMarshallのヘッドホンを使っている人を見かけたり、友人の家に遊びに行ったらMarshallのスピーカーが置いてあったりと、ずっと気になる存在でした。
──街で見かけたり、ご友人の家で見たりしたMarshall製品の印象はいかがでしたか?
ヘッドホンは、オシャレな人が身につけているイメージがありますね。特に音楽好きの中でも、古着とかをうまくミックスして着こなすような方々が身につけているイメージ。友人の家で見たときもオシャレな印象で、「インテリアとして見せられるスピーカーってなかなかないよな」と思っていました。
スピーカーって機能性重視なものが多い印象で、見た目がメカメカしい印象があるんですが、Marshallのものはインテリアとしても馴染んでくれて、すごくいいなって。
「Willen II」
インテリアにも、アウトドアにも。
“そのものらしい重み”のあるワイヤレススピーカー
「Wilen II」
小型ながらもパワフルなマーシャル・シグネチャーサウンドを奏でるワイヤレススピーカー。従来モデルよりわずかに大きなフレームを採用しており、低音と全体的な音響性能が最大限に高められている。また、頑丈なデザインとIP67の防塵・防水機能を備えており、最大約17時間の音楽再生を実現。ビーチやアウトドアパーティーなど、どんなシーンでも安心して持ち運ぶことが可能だ。
──今手にとっていただいている「Willen II」は、アンプをそのまま小さくしたようなデザインも印象的ですよね。
ボタン類もシンプルな装いでミニマムな印象なので、いろんな部屋に合いそうですよね。僕は白を基調とした部屋に住んでいて、インテリアは黒で統一しているので、「Willen II」のBlack&Brassが気になります。
──「Willen II」は、幅10.5cm×奥行4.34cm×高さ10.5cmと小型で、重量は約360gというサイズ感も魅力です。
めっちゃいいですね。軽いけどちゃんと“持った感”のある重みも好みです。僕は服でもなんでも、“そのものらしい重み”があるものが好きなんです。「Willen II」は持ち運びしやすいけど、重厚感や高級感を感じる重みがあって、いいですね。
──「持ち運びやすい」という話も出ましたが、「Willen II」は背面に固定用ストラップが付いていて、バッグなどに吊るして使うこともできます。
僕は月に2回くらい、友だちとキャンプに行くんですが、そのときに持っていきたいですね。キャンプによく行くメンバーが誰もワイヤレススピーカーを持っていないので、これは活躍してくれそう。ストラップをキャンプ道具に括り付けて使っても良さそうです。
──「Willen II」は防塵防水仕様なうえに、1回の充電で最大約17時間の音楽再生が可能なので、まさにキャンプなどのアウトドアシーンにもぴったりです。
キャンプ中はスマートフォンから直接音楽を流してもあまり盛り上がらないので、昼間に大音量で「Willen II」で音楽聴きたいですね〜。キャンプで友だちとアヒージョを食べるのが好きなんですが、アヒージョとの相性も良さそう(笑)。
──屋外で「Willen II」を使って音楽を聴いたら、気持ち良さそうですよね。ちなみに、こちらのモデルは従来モデルよりわずかに大きなフレームを採用することによって、低音と全体的な音響性能を最大限に高めているのも魅力です。ぜひ試してみてください。
じゃあ、4年前に来日ライブに行ってからずっと好きなアメリカのバンド、レイニー(LANY)をかけてみます。……ペアリング早いですね! すぐに繋がりました。
いまは音量小さめにしていますが、すごく音がいいですね。重低音もしっかり聴こえる印象です。
──右上に付いているコントロールノブを1回押すと再生/停止、上げ下げすれば音量調整できますよ。
本当だ。ボタンを上げたら音量が上がりました。これだけで操作できるのは洗練されていていいですね。感覚的に使える印象です。
「Major V」
あらゆるシーンに馴染む
“耳にヘルシーな”ワイヤレスヘッドホンの新定番
「Major V」
100時間のワイヤレス再生時間と頑丈で折りたたみ可能なデザイン。鮮烈なサウンドから象徴的なデザインまで、細部に至るまで綿密に計算して開発されており、長時間の使用とスピード感を求めるミュージックラバー向けに作られたワイヤレスヘッドホン。
──先ほど「キャンプ中に音楽を流す」と仰っていましたが、モーガンさんは普段どんなときに音楽を聴きますか?
一人でいるときには、何かしら音を聴いていますね。僕は犬を飼っているので毎朝の散歩中や、出先の移動中、そして夜寝る前まで、イヤホンやスピーカーで欠かさず何かを聴いています。
──移動中は、何を使って聴くことが多いですか?
イヤホンが多いですね。前にヘッドホンを使っていたんですが、耳が疲れてしまう印象があって。でも、今触っている「Major V」はイヤーカップクッションが柔らかくて耳が疲れなさそうです。あと僕は、ノイズキャンセリング機能は耳が疲れるので苦手でいつもOFFにして使うのですが、「Major V」はノイズキャンセリング機能がなくてもイヤーパッドのクッションが耳をホールドしてくれるから、ノイズを遮断してくれる印象です。耳にヘルシーなヘッドホンって感じがします。
──「Major V」には左右にそれぞれボタンがついており、右側には再生/停止、音量操作などができるボタンが、左側にはカスタム設定ができるMボタンがついています。Mボタンは、スマホにSpotifyアプリをインストールすることでスマホを操作しなくても音楽をランダムに再生できる「SpotifyTap」や、設定したイコライザーをボタンひとつで変更できる「イコライザー」機能などが搭載されています。
「SpotifyTap」めちゃくちゃいいですね。僕はSpotifyとApple Musicどちらも登録して使っているんですが、Spotifyは気分に合わせたプレイリストが充実しているのが魅力だと思っているので、ボタンひとつでランダム再生できるのは良さそう。
──さらにワイヤレスチャージもできて、最大約100時間のワイヤレス再生にも対応しています。
100時間、すごいですね。僕がヘッドホンを使わないもう一つの理由が、出先で充電しづらいからなんですよね。ワイヤレスイヤホンだとケースに入れれば充電してくれるから、長時間使用できるという理由もあってイヤホンを選んでいました。でも、100時間も充電が持つなら、その心配もいらないですね。
それに、この触り心地や質感も良くて。レザーっぽい雰囲気でファッションにも取り入れやすいですよね。
──今日は私服でコーディネートを組んでいただきましたが、どんな点を意識されましたか?
「Major V」のレザーっぽい質感に合わせて、レザーのベルトを選びました。素材で統一感を出すというか。あと、イギリスの音楽シーン的にブーツがいいかなと思って、ブーツを履いてきました。
──ブーツと「Major V」、相性いいですね。新色のクリームとブラウンが追加され、既存のブラックと合わせて全3色展開になりました。気になる色はありますか?
ブラックは夏のコーディネートに映えそう。クリームは、オールブラックコーディネートの差し色として使っても良いし、グレー系とかブラウン系のコーディネートにも相性が良さそうですよね。ブラウンは秋冬のコーディネートと相性が良さそうです。僕は中でもブラウンが気になりますね。
それに、「Major V」は2万円台、「Willen II」は1万円台でプレゼントにもちょうど良い価格帯ですよね。アクセサリーだと、コーディネートによって合う/合わないがあって、「今日会うからつけなきゃ」みたいなプレッシャーを相手に感じさせてしまうことがある気がして僕はプレゼントに選ばないんですが、ヘッドホンやスピーカーって日常で使う物だから、パートナーへのプレゼントにも良さそう。ヘッドホンだったら、家でも仕事でも、「つけている姿」をいろんなときに見られそうで、いいですね。
──「つけている姿」を見られるって、すてきですね。では最後に、モーガンさんが今後「Major V」と「Willen II」で聴きたい曲を教えてください。
僕は母のお腹にいる頃から、父の影響でテクノを聴かされていたらしくて。もともと逆子だったのに、父がヘッドホンを母のお腹に当てたらくるっと回ったという伝説が残っているくらい、音楽は昔から身近な存在です(笑)。いまはジャンル問わずさまざまな音楽を聴くのですが、The 1975やサカナクションなど、気分を上げてくれるけど、どこか寂しさも感じるようなアーティストの曲が好き。「Major V」と「Willen II」でも、そういったお気に入りのアーティストの楽曲を聴きたいです。
僕にとって音楽は、自分の気分に寄り添ってくれるものなので、自分にとって身近な音楽を「Major V」と「Willen II」でもっと楽しみたいです。
コンパクトさや軽さ、そして操作性の手軽さはもちろん、デザイン性も抜群の「Major V」と「Willen II」。シーンや好みに合わせて選べるカラーラインアップも魅力なので、これからのホリデーシーズンのプレゼントにもぴったりな一台だ。