XBP株式会社が、<X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL>とクリエイター発掘、支援プロジェクト<X BORDER PROJECT>を発表した。

クリエイターオーディションを通じて、新たな企画・才能を発掘する今プロジェクトは、実写・アニメーションともに、作品部門企画部門両方で募集をスタート。優秀賞には、制作資金として賞金の贈呈・ACPが海外のスタジオへの販売を全面プロデュースすることが決定している。

記者会見には、タレント・映画監督の品川ヒロシ、タレントのLiLiCo池田美優が登場。会見中のトークセッションで、品川ヒロシはもし池田美優(以下、みちょぱ)、LiLiCoを主演にする映画を作るとしたら不倫もののサイコホラーを作りたいとコメント。その他にも、各ゲストのおすすめの映画や作品を紹介や、それぞれの家族で挑戦したいことを語った。

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ーー<X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL>では、ドラマ、アニメ制作 の才能あるクリエーターを発掘し、世界に向けて活躍の場を広げてい ただく 支援をするプロジェクトです。 品川さん、映画監督として、この夢のようなプロジェクトの内容をお聞きになった感想を教えてください。

品川:僕は、小説を書いてそこからお話を頂いて映画になる道筋を通っているのですが、映画学校を出ても監督への道って遠いというか、なかなかチャンスもないと思います。<X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL>のような機会に、センスがある若い方にチャンスが巡ってくるのはとても良いことだなと思います。

ーーLiLiCoさんは映画のコメンテーターとして、数々の映画作品をご覧になっていると思いますが、最近いいなと思ったおすすめの映画はございますか?

LiLiCo:去年見た『ビニールハウス』ですね。貧困でビニールハウスに住んでいる家族を描いた韓国映画なんですが、最後のシーンまで良いことが何もないんです! でもサスペンスってこうだなって。最後のシーンも「うそでしょ!」って立ち上がれないくらい、韓国ならではのウェットな描き方なんですが、人生を考えるきっかけになる映画なのでおすすめです!

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ーーみちょぱさんは、ハリウッド映画の応援サポーターとしても、ご活躍ですよね。 最近見た映画、ドラマ、アニメの中でいいなと思った作品はございますか?

みちょぱ:サブスクで昔の作品が見れるので、自分が生まれた年頃の作品を選んで見ることが多いです。最近は香取慎吾さんの『人にやさしく』というドラマを見ています。ドラマの舞台が原宿メインなので今の雰囲気と違って見ていて楽しかったです!

ーー今回のテーマでもある「想像のボーダーラインをひろげろ!」となるような今までの概念に囚われない面白い奇想天外内容な作品を広く募集します。ゲストのみなさんにも2025年自分のボーダーラインを越えて、挑戦してみたいことを伺ってみようと思います。

LiLiCo:もうボーダーライン超えてますね、完全に超えてます、働きっぱなしです(笑) 去年スウェーデンでもタレントデビューして、本当にやりたいことや挑戦したいことはすぐやっちゃうんです。自分の好きなことをやる代わりに犠牲にすることや大変なこともあるんですが、その先に幸せや楽しいがあるんだなと思います。だから応募してくださるクリエイターの皆さんも、いろんな大変なことがあると思うんですけど、頑張ってほしいですね。

みちょぱ:私もやりたいと思ったらすぐ叶えるために動き出す人なんですけど、5〜6年前から一人でラジオをやらせていただいていて、だんだんリスナーが増えてきて、意外と声の仕事もできるのかなって。特徴的な声だと言われるので、興味はありつつ演技はまったくできないので演技はNGです。(笑) いつか演技をやりたいなって思うときがきたら、そこがボーダーを超えるときかなと思います。

品川:僕は、ステディカムというカメラのワークショップに⾏って使い方を練習したり、アクションを自分で考えたいので柔術の大会に出てみたいなと思っています。少しずつ裏方にまわりだしているというか。それが自分の中でよいバランスになってきているので、バラエティに出る時の楽しさと、映画作る時の楽しさも、技術屋としての楽しさ、それぞれ使う脳みそが違うので楽しいですね。

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ーーみなさんは、ご夫婦、ご家族がとても仲の良いイメージがあります。ご夫婦、ご家族で挑戦したいことはありますか?

LiLiCo:小田井さんに聞いてみてびっくりしたのがサックス! 去年私がサックスを練習する機会があったのですが「実は俺もやってた」ってはじめて聞いて。なので今年はダブルサックスでなんかできたらいいなって思ってます。一緒にやったら楽しそうだなって。

みちょぱ:たまたま昨日旦那さんが「2人の目標作らない?」って言いだしたところなんですが私が困っちゃって。彼は目標や人生設計を立てるのが好きなんですが、私は逆なので、たまには旦那さんみたいに目標を考えてもいいのかなって思い始めたばかりです。

品川:挑戦ではないかもしれないんですが、娘が中二なんですよ。あと何年一緒に映画見に⾏ったりできるんだろう? と思うので、チャレンジっていうより今のうちにたくさん同じ時間を過ごせたらいいなと思います。

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ーー最後に<X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL>に応募される方に一言お願いします。

LiLiCo:今、オリジナルな作品を作るってすごく難しいと思うんです。でも要素がたくさんあっても、一回組み合わせてみたらうまハマることもあるので、一回くっつけてみることの大切さと勇気を持ってほしいと思います。 映画は、一緒に見た友達と感想を話したり、他の結末を考えたり、自分の頭を働かせて考えられるという意味でエンドロールの後も続いていると思うんです。今って答えがすく出てくる世の中なので、映画を見たたくさんの方が話し合えるような作品の応募があれば良いなと思います。 新しい才能を映画コメンテーターとして、映画ファンとしてお待ちしております。7月に沖縄で会えるのを楽しみにしています!

みちょぱ:タイミングを大切にしてほしいなと思います。努力も必要だけど運やタイミングも大事だし、私も何かが違ったらここにはいなかったかもしれない。自分に合うタイミングかどうかは挑戦してみないとわからないので、とにかくいったんやってみる! 失敗しても笑い話になる時が必ずきます! 応募作品はどんなジャンルでも良いとのことなので、軽い気持ちで応募してみるってことも大事だなと思います。

品川:映画って、撮りたいと思っていても、思っているだけでは撮れないじゃないですか。芸人だったらM-1みたいに、応募期間が決まっていると自分の背中を押してもらえると思います。期間内に作品を仕上げて、人に見てもらうのはとても良い機会だと思うし、間口も広いのでぜひチャレンジしてほしいと思います。

EVENT INFORMATION

X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL

2025.7.20(日)
沖縄・沖縄コンベンションセンター

X BORDER PROJECT

【募集企画】
映画・ドラマ、アニメーションの作品、または企画。
過去制作し発表したことのある作品も応募可能(但し、完成から3年以内とします)
 
【募集期間】
2025年1月30日〜2025年4月14日
 

【募集部門】
映画・ドラマ作品部門/企画部門、アニメーション作品部門/企画部門
*個人、法人、任意団体いずれも応募可能。学生、プロフェッショナル、実績の有無は問いません。
 

一次審査発表:2025年5月下旬
二次審査:5月末〜6月中に個別面接・プレゼン
最終審査:2025年7月20日に沖縄にて開催される、
<X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL>のステージにて、最終プレゼン ※最終審査以外の日程については多少前後する可能性がございます。
 

©️ X BORDER MEDIA ARTS FESTIVAL

詳細はこちら映画・ドラマ作品部門アニメーション部門