HIPHOPアーティストとして史上最年少の日本武道館ライブを成功させたアーティスト、LANA(ラナ)が〈アディダス オリジナルス〉のグローバルキャンペーン<The Original>における音楽イベント<THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025>に出演する。
〈アディダス オリジナルス〉は今シーズン、揺るぎないアイコンであり続ける「SUPERSTAR(スーパースター)」、「FIREBIRD(ファイヤーバード)」にフォーカスしたグローバルキャンペーン<The Original>を展開。カルチャーに受け入れられた歴史を物語ることから一転、これからの世代にインスピレーションを与えることへシフトした。
「1000の可能性を生み出すには、根幹を揺さぶる存在がひとつあればそれでいい」という〈アディダス オリジナルス〉からの力強いメッセージ。時代の代弁者であるLANAは、まさに根幹を揺さぶるひとつの存在にふさわしい。
若者から絶大な支持を集めるLANAは〈アディダス オリジナルス〉が主催の音楽ライブ<THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025>のトップバッターに抜擢。
アーティストとしての第2章に足を踏み入れたストリートプリンセスに、<The Original>キャンペーンへの共感やライブツアーへの意気込みを尋ねた。
INTERVIEW
LANA

──HIPHOP史上、最年少での武道館ライブは大成功となりましたね。
LANA:ありがとうございます。ずっと、どのようなアーティストキャリアを進むべきかと不安だったけど、迷いが払拭される感慨深いステージになりました。
──勢いそのままに〈アディダス オリジナルス〉の音楽ライブ<THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025>でのパフォーマンスが発表されました。その表情からもワクワクとした様子が伺えますが、今のお気持ちはいかがですか?
LANA:スーパースターになった気分です! 私は3歳の頃からダンスをやっていたのですが、〈アディダス オリジナルス〉はダンスともすごく繋がりの深いブランドですし、小学生の頃はバッグも愛用していました。昔から今まで、自分のワードローブにあるブランドからこのような大役をいただいて、本当に光栄です。
──ダンスのお話もありましたが、〈アディダス オリジナルス〉にはどんなイメージをお持ちですか?
LANA:ジャンルを問わず、どのスポーツや文化でも、常に中心にいる存在だと思います。それこそ、地元の友達や先輩たちも皆、〈アディダス オリジナルス〉のトラックスーツを着ていましたね。誰もが一着、一足は持っている普遍性がありながら、その時代におけるキーパーソンたちから愛されてきたブランドという認識です。


──今シーズンの〈アディダス オリジナルス〉は「The Original」と題したグローバルキャンペーンを展開しています。LANAさんはご自身のどこに“The Originalな一面”を感じますか?
LANA:完璧主義者と思われがちなんですけど、そんなことはなくて。毎日言っていることも違う気がするし(笑)。自分の感覚を大切に生きているので、「自分を信じる力」と「自由を追い求める姿勢」が私の“The Originalな一面”だと思います。いつも「今よりも、もっと自由になるためにはどうしたらいいだろう」と考えて、行動に移していますし、皆はそんなLANAのことを好きでいてくれていると感じます。
──最新アルバム『20 +』の収録曲“直線”も、批判に晒される社会で力強くまっすぐ生きるLANAさんらしさを感じました。
LANA:あの曲は、<LANA’s PARTY>の千秋楽のライブ終わりから車に乗車するまでの間に書いたんです。HIPHOPはリアルを歌うはずなのに、時折、発言の自由が奪われそうになる瞬間に直面します。SNSに何かを書けば、揚げ足を取るように反応されたり。だから、その苛立ちを音楽に昇華すると同時に、私はずっと謙虚で誠実にいようという思いをリリックにしました。

──一方で、自分らしくいることが苦手だったり、勇気を持てない人も少なくないと思います。LANAさんはそんな人たちにどのようなアドバイスを送りたいですか?
LANA:皆、得意不得意があると思うので、自分が生きる上で何が楽で、どうしたら等身大でいれるかを見つけてほしいですね。周りに合わせる瞬間もあるけど、1人の時間で好きなことをできれば満足なのであれば、それでいい。でも、皆といる時でさえ苦しいと思うなら「自分自身と素直に会話して、居心地の良い場所を探してみてね」と伝えたいですね。

──周りにもたくさんの“The Original”な存在がいると思いますが、彼ら・彼女たちに共通点はありますか?
LANA:オリジナルでいたり、自由だと思われている人ほど、めっちゃ葛藤したり、苦しい経験を乗り越えているように思います。周囲の声を違う意味で捉えてしまったり、ちょっとの勘違いが現実になってしまったり、コンプレックスに悩まされたり。皆が憧れているあの人も、皆と同じなんです。でも、同時に彼らは前に進んでいますね。
──武道館ライブを境にキャリアの第1章に幕を閉じられましたが、活動をスタートしてからの3年間を振り返っていただけますか?
LANA:想像以上に幸せでしたね。帰りの車内で彼氏から「凄いことを成し遂げたんだよ、幸せなことだね」と言ってもらえて、その時に初めて、私が恵まれていることに気がついたし、本当にわずかですけど、自分を許せました。
──第2章ではLANAとして、どのようなThe Originalを築いていきたいですか?
LANA:ハングリーなところから始めた精神性は変わらず歌っていきたいと思っていますが、HIPHOPは日本において、まだまだマイノリティなので、より裾野を広げていきたいです。今はまだHIPHOPに親和性を感じていない人もいると思うんですけど、そういう人たちにも関心を持ってもらったり、私自身も今までは声のかからなかったようなステージで、リアルな声をあげていきたいです。シーンにいるみんなで作り上げていく中で、私自身は今まで交流のなかったようなフィールドを繋ぐ架け橋のような存在になっていきたいと考えています。
──その第2章の幕開けとして<THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025>の参加も発表されました。当日はどんなライブパフォーマンスを予定していますか?
LANA:私らしいピカピカのライブにしようと思っています! ただ、いつものライブではなく、“The Original”を体現するアーティストとしてマイクを握るので、感謝とドキドキが共存した気持ちで準備しています。私にとって、ライブは自分を最も表現できる場所なんです。ライブを迎える手前では悩んだり、苦しんだりもするけど、ライブ当日はそれが晴れる日。パフォーマンスそのものは、今までの自分のオリジナルを大切にしながら、新たに挑戦する気持ちと共にダイブしたいです!

──〈アディダス オリジナルス〉との新章開幕は、ステップアップしたLANAさんが見られそうです。
LANA:これまでのキャピキャピ、キラキラした雰囲気をキープしながら、新しい姿をお見せできればと思います。去年から今年にかけてはアルバムをリリースしたり、初めてのことに挑戦する過程で、アーティストとしての体力をつけることができました。最近は楽曲制作のスピードも上がってきてるんです。それこそ、目標としている“DIVA”の立ち振る舞いも磨いていきたい。そして何より、みんなに寄り添ったり、辛い時の励みになるような曲をこれからもっと発表していきたいです。
──LANAさんの次のライブを楽しみにしている人がたくさんいると思います。<THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025>に参加してくれる方にメッセージを。
LANA:ライブまで仕事も、学校も目一杯頑張って、今度会った時に一緒に発散しましょう!

Interview&Text:Meiji
Photo:Takanori Okuwaki
INFORMATION
THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025 WEEK 1
アディダス オリジナルスの“1000人に1人の特別な存在=The Original”にスポットライトを当て、彼らのパフォーマンスを通じて、多くの人にインスピレーションを与える音楽ライブイベント。当日はアーティストのLANAが登壇する。
日程:2025.4.25(金)
場所:東京・原宿エリアにて開催
参加方法①:YouTubeライブ配信 @LANA_official
「THE ORIGINAL LIVE TOUR TOKYO 2025 – Week 1 LANA」
参加方法②:Xライブ配信 @adiOriginalsJP
※尚、本ライブにおける会場参加チケットの応募・抽選期間は終了いたしました
LANA YouTubeアディダス オリジナルス X
■The Originalキャンペーンを展開する新たなステージ、「THE ORIGINALS LOUNGE」について
“1000人に1人の特別な存在=The Original”が活躍する新たな舞台として、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿の地下1階に、「The Originals Lounge(オリジナルス ラウンジ)」が出現。
このラウンジは、日本の音楽カルチャーとより深くつながることを目指し、ファッションと音楽をテーマにした特別な空間として展開。訪れる人々が自由に感性を刺激されるような、インスピレーションの交差点となります。「音楽とスポーツで世界を一つに」をコンセプトに掲げるレコードショップJAZZY SPORTがレコードのセレクト等、最初のキュレーションを行います。
■SUPERSTAR II (スーパースター II)について
オリジナルの Superstar IIのシルエットを復刻。
象徴的なシェルトゥとプレミアムなレザーアッパーがクラシックなスタイルを演出。
パッド入りのシュータンと履き口、ラバーアウトソールがグリップ力を発揮し、快適な履き心地が加わった。
更に今回はトレフォイルロゴが入ったシュージュエルや替えのシューレースが付属するモデル、
SS25では白黒、黒白をベースにレザーのモデル、スエードのモデルなど種類が豊富。ウィメンズ向けにはアッパーにポニーヘアやビーズがあしらわれたモデルも登場。
■商品詳細
■取扱店舗一覧
アディダス直営店 (一部店舗を除く) 、アディダス アプリ、アディダス オンラインストア
アディダス アプリアディダス オンラインストアメンズ オリジナルスレディース オリジナルスオリジナルス ウェアオリジナルス シューズオリジナルス アクセサリー
■「アディダス オリジナルス (adidas Originals) 」について
adidas Originalsは、adidasの豊かなスポーツの伝統にインスピレーションを受け、2001 年に設立されたストリートスポーツウェアブランドです。adidas の歴史を継承しながら、スポーツにおける信念や創造性を、現代のユースカルチャーに反映したプロダクトを通じて、ブランドのレガシーを進化させ続けています。1972年に初めて使用されたアイコニックなトレフォイルロゴをシンボルマークに、クリエイティブな人々に支持されているアディダス オリジナルスは、ストリートカルチャーに向けたスポーツウェアブランドのパイオニアとして道を切り開き続けます。
ARTIST INFORMATION
LANA
神奈川県湘南生まれ。2020年より突如SoundCloudに楽曲をアップロードしはじめ、フレッシュながら圧倒的な歌唱力と10代の等身大な歌詞が話題を呼びチャートを席巻。HIPHOP / R&Bをベースにしながらも、ボーダレスかつジャンルレスな才能を感じさせるメロディーセンスと、一度聴いたら忘れられないハスキーボイスを武器に2022年より本格的に活動を開始。 ラップシーンを超えてJ-POPチャート上位にも定着した特大ヒット「TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)」や、「it’s okay」「No.5」といったヒット曲が目白押しの1st AL『20』およびDX版『20 +』などを直近でリリース。流麗なボーカルが際立つ新領域のユースアンセムを提示し、LANAが築く新しいDIVA像に期待が集まる。さらに、2023年から開始した主催ライブは、2025年4月1日に20歳でHIPHOP最年少での武道館公演完売という金字塔を打ち立て、次なるアリーナツアーにも注目が寄せられている。