13年来の友情が形になる。
塩内浩二×矢口周太郎が語るHAERA「Natural Artifacts」
「PUBLIC MUSEUM」。2026年6月、名古屋・栄にオープンした商業施設『HAERA』は、コンセプトをそう掲げる。ラグジュアリーブランドの旗艦店や個性的な飲食店が連なるこの空間が提供するのは、単なる買い物や食事の場ではなく、五感を用いた“体験”といえるだろう。そんな『HAERA』らしさを最も体現しているのが、地下2階/地下1階/2階/4階の客用WCに展開された「Natural Artifacts」というアート作品群である。
空間デザインスタジオ・NOWが「万物の起源」をテーマに空間演出を手がけた各階の客用WC。その空間には、塩内浩二氏によるサイトスペシフィック・アートが、単に“展示される”のではなく、空間を構成する要素のひとつとして組み込まれている。
名古屋にルーツを持つクリエイティブディレクター・アーティストの塩内氏は、東洋の自然観や五行思想、自身のルーツを背景に、「水」「洞窟」「雷」「宇宙」をモチーフとした4作品を、平面や立体など異なる手法で展開した。空間そのものと作品の関係性を組み立てながら、商業空間とアートをシームレスに共存させる試み。その狙いと、実現するうえでの難しさとは。今回は、そのうち「Discharge」「Accumulation of history」の造形・制作で協働した矢口周太郎氏と塩内氏の対談から紐解いていく。
INTERVIEW 塩内浩二× 矢口周太郎
──まずはお二人の自己紹介をお願いします。

塩内:株式会社カトレヤトウキョウ代表で、クリエイティブディレクター・アーティストの塩内です。2025年の3月、目黒にCCI Creative Complex®︎という文化複合施設を作りました。1階では“開かれた場所”として、展示会や音楽ライブのほか、ワインイベントなどを行っています。コロナ禍以降、デザインを取り巻く環境が変わったこともあり、こういったスペースを設けました。
矢口:株式会社YAW代表の矢口です。学芸大学駅の近くで『YOU ARE WELCOME』というインテリアショップを運営しながら、インテリアや什器のデザインも担当していますね。
──お二人の交流はいつからですか?
塩内:およそ13年前ですね。僕がCattleyatokyo™を立ち上げたばかりの頃は中目黒に住んでいて。そのときにふらっと入った『new territory』というアンティークショップで働いていたのが矢口くんです。
矢口:そこで意気投合して、飲みに行ったりして。塩内くんは『new territory』から徒歩5分ぐらいのところに住んでいたんですよね。当時から塩内くんはだいぶ“仕上がって”いて(笑)。自分の思想をしっかり持っていたんですよね。
塩内:矢口くんは“ディガー”でしたね。ヴィンテージのことをめちゃくちゃ深いところまで掘り下げているし、デザインに対する造詣もかなり深かった。当時から視野が広い人でしたね。
矢口:僕らはデザインが好きという共通点がありましたよね。
塩内:共通点でいうと、ファッションに詳しいのも一緒ですね。親友のスタイリストと一緒にファッションブランドのルックを担当したこともあります。
矢口:ファッション周りに同年代のかなり広いコミュニティがあって。デザイナーやフォトグラファーからスタイリスト、アートディレクターなど幅広い職業の人がいたんです。
塩内:『BODYSONG.』や『BALMUNG』のような前衛的なファッションブランドや、その周りの人たちですね。十何年経って作るものも働き方も変わったけど、今もどこかで意識しあっている感覚があります。
二次元ではなく、三次元。
コロナ以降に“場所”を作る意味

──先ほど塩内さんがおっしゃっていた「コロナ禍以降、デザインを取り巻く環境が変わった」というのはどのような意味でしょうか?
塩内:コロナ禍で人と人の接触が制限されてから、「“場所”には意味がない」という風潮が生まれましたよね。そんな流れで会社がリモートワークに切り替えたりした。そのアンチテーゼで「場所の方を拡張してみよう」という考えも生まれて、メタバースが一瞬だけ流行したりもしました。でも、コロナ禍が収束しはじめた頃には、「やっぱり人同士が結びつく行為が必要だ」と、場所の再評価が行われて。そこで僕も、デザインやアートの定義を、単なる作品のような“二次元”から、作品を通じて人と人が交流する“三次元”まで拡張しようと試みたんです。やっぱり人は人と会わないと生きていけないし、その感動体験は超えられないのではないかと。
矢口:“作品”ではなく“場”を作るという試みはヨーロッパなんかではよく見られますよね。
塩内:ファッション、アート、内装まですべてを行っていた『SURFACE TO AIR』や、テレビの制作会社がデニム作りを始めたことからスタートした『Acne Studios』なんかは、根幹にある考え方が一緒なのではないかと思います。僕自身、イギリスに訪れたときに彼らが境界を超える軽やかさに影響を受けましたね。でも日本だと「貴方は私の分野のことを何も知らないだろ」なんていがみあっていて(笑)。
矢口:それでいうと僕らは境界を超え始めた世代ですよね。
塩内:柔軟性を持った人がたまたま同世代に多くて、コロナ禍によってその傾向がはっきりした。今ではみんなが自身の専門領域にとらわれずに様々なことをやっていて面白い時代になったと思います。
歴史と個人史を商業空間に。
「Natural Artifacts」ができるまで
──『HAERA』のプロジェクトはどのようにスタートしたのでしょうか?
塩内:空間デザインスタジオ・NOWから客用WC及びCS諸室のデザインは3年前に動き始めたと聞いています。それこそ、コロナ禍ですよね。何度もブラッシュアップを重ねたそうで、NOWから僕にオファーがあったのは2024年の11月。そこから「Natural Artifacts」の構想を考えました。
──作品のアイデアは、塩内さんのルーツに着想したと伺っています。どのように思いついたのでしょうか?
塩内:アートに強度を持たせるための方法論として、「自分にしかないアイデンティティを探す」と「歴史と照らし合わせて、自分の立ち位置がどこになるのかを知る」ことが大事だと思っていて。つまり、目に見える美しさだけを表面的に追い求めるのではなく、観念的な美にフォーカスする必要がある。そのためにまずは、自分が生きてきた道筋を辿ったという流れですね。
矢口:ルーツを辿ることは、「Natural Artifacts」に限らず、アートを手がけるときの基本的な方法論ですね。
塩内:そうです。そこで着想したのが、僕の高祖父である伊藤安三郎の長男、伊藤覚典(萬松寺三十七世の大円覚典和尚)でした。彼は名古屋の大須にある萬松寺というお寺を引き継いで、境内の大部分を解放したんです。そこが今の大須商店街ですね。萬松寺は内装が妙にギラついていたり、今はお賽銭がPayPayしかできなかったりと革新的で面白いのですが、その話は長くなるので割愛して。いずれにせよ、格式が高いけど“開かれ”たお寺だった。そもそも寺院は宗教施設としての機能を持ちながら、多くの人が行き交う場所でもあったんです。『HAERA』も同じく、たくさんの住民や観光客が訪れる施設ですよね。そんなところに常設するアートには“祈り”の意味を込められるのではないかと思ったんです。

矢口:五行思想に着想したのはなぜでしょう?
塩内:萬松寺の仏教思想と、東洋の伝統的な考え方である五行思想、それと僕が学んできたモダニズムに見られる丸・三角・四角のような基本的な造形の要素がうまくハマったんですよね。ただ、あんまり“和”に寄りすぎても良くないので、すべての要素が混じり合って、それぞれを密かに感じるぐらいの絶妙なバランスを探りました。
──矢口さんがプロジェクトに参加したのはいつからですか?
矢口:2025年の末かな。「雷」をテーマにした「Discharge」と、「洞窟」をテーマにした「Accumulation of history」の2つの作品制作に関わりました。


──塩内さんが矢口さんに声をかけたきっかけはなんでしょう?
塩内:「Discharge」を作っているとき、壁にぶち当たってしまって。神社にある紙垂のような形状の作品なのですが、3Dプリントで何度試作してもしっくりこない。そんなときに矢口くんの顔が浮かんだんです。
矢口:塩内くんは1年以上ひとりで考えているし、作らないといけない点数もかなり多い。お話を聞いて、今は頭の整理が難しい状態なんだろうなと思いました。
塩内:ずっとこねくり回していましたからね。毎週必ずプロジェクトチームの打ち合わせを行っていたのですが、その回数を数えたら約80回でした。長期間考えているとやっぱり煮詰まってくるんですよ。
矢口:コンセプトがしっかり固まっていたから、スッと入ってきましたね。僕から見たら、あとは交通整理をするだけの状態でした。具体的な造形のイメージや、空間への落とし込み方を提案しましたね。
塩内:矢口くんが見事にブレイクスルーしてくれました。

──商業施設に設置するアートを作るときは、どのようなことを意識するのでしょう?
塩内:「Natural Artifacts」はサイトスペシフィックな(特定の場所に存在するために作られた)作品なので、寸法や素材もすべて空間に合わせて考えているんですよ。たとえば建物の構造に対してボリュームがどうしたら美しく見えるのかなどを、徹底的に考えます。スケッチアップの段階で、「間違いないだろう」と踏み切れたら、ペラペラな紙に印刷して何回も現地でアタリをつける。そしてようやく実際の作品を制作する、という流れですね。実はかなりアナログな手法なんです。
矢口:「Discharge」については、『HAERA』の2階にある三角形のくぼみのようなスペースに飾るのが、サイズや照明の関係でベターだという判断になったんです。そこから設置する高さや、パーツ一つひとつが最も美しく見える角度を探りました。
──「Discharge」は、構成するパーツの材質が異なるところが目を引きます。
塩内:パーツの素材は最後に決まりました。ネロマルキーナや蛇紋石のような大理石と木材、アルミ無垢材をコラージュのように配置しています。
矢口:単純な形状の連続なのですが、そこでどんなリズムを生み出すかを意識しましたね。
塩内:長く残るものなので、形状はクドすぎない方がいいと思うんですよ。
矢口:素材の仕上げには僕の好みも反映されていますね。大理石は「本磨き」というツヤツヤに光沢を出す方法が一般的なのですが、今回はあえてマットな「水磨き」を採用しました。
個人史の堆積を、商業空間に。
制作の先に見えた地平




──「洞窟」をテーマにした「Accumulation of history」は、立体的に削り出した無垢材のヒノキやスギ、ケヤキを縦に積み上げた作品です。現在の形に至るまでには、かなり造形の変化があったそうですね。
塩内:そうですね。最初から今のような積層した形を考えていたわけではありません。出発点にあったのは、NOWが地下1階の空間に設定していた「洞窟」というテーマです。最初はそこから連想して、お椀のような形を重ねたり、洞窟そのものを抽象化したような造形を考えていました。3Dプリンターで何度か模型も作ったのですが、なかなか作品としての強度が出なかったんです。
──当初は全く異なるアプローチを想定していたのですね。
塩内:そうですね。その頃、NOWから、立体物が積み上がっているイメージを共有してもらいました。それがひとつの転換点になって、「洞窟」というモチーフをそのまま形にするのではなく、長い時間をかけて物質や地層が堆積していくように、異なる形態を積み上げていく方向へ発想が変わっていきました。同時に、自分自身の過去にも立ち戻りました。学生時代、名古屋の画塾で最初に学んだ表現が、丸や三角、四角のような基礎的な図形で画面を作る「平面構成」だったんです。それを今度は二次元ではなく三次元でやってみようと。だからこの作品には、洞窟のような自然の時間だけでなく、自分が表現を学び始めた頃から現在までの個人史も積み重なっています。それが「Accumulation of history」というタイトルにもつながっています
──そこから、矢口さんが制作に加わっていったのでしょうか?
塩内:積み上げるという大きな方向性が見え始めた頃に、矢口くんにも相談しました。そこから、実際にどんな形状や素材で成立させるのか、どうすれば空間の中で作品として強度を持てるのかを一緒に詰めていきましたね。
矢口:基本的なコンセプトや積層する方向性はすでにあったので、僕はそこから立体としてどう成立させるかを考えていきました。この作品は、名古屋でも数社しか所有していない5軸加工という技術で作られているんです。
塩内:愛知県にある「Artistry」さんという家具メーカーですよね。素材についても、そこからかなり検討しました。
──「Natural Artifacts」を手掛けるにあたり、二人が感じたことはありますか?
矢口:最初に話を聞いた時はワクワクしましたね。こんな大きいプロジェクトに携われることが嬉しいですし、何よりそれを発注してくれたのが顔馴染みの塩内くんだった。それがとにかく新鮮でしたね。13年前に飲み歩いたり、仕事をした仲間と、まさかこんな形でまた一緒にプロジェクトができるとは思わなかったです。
塩内:矢口くんは立体的な構造における細かい知識を持っていたので心強かったし、勉強になりました。それに、素材のバランスとずっと向き合ってきた人の感覚はやはり参考になりますよね。人工物と自然物を隣り合わせたときの見え方や、形状、素材、色に対して「こういうものがいい」と言える肌感覚も大事だなと。矢口くんが携わったことで、自分だけでは辿り着けない場所に行けたと思います。
人が集まるということ。
名古屋で静かに起きた、離合集散
──『HAERA』がオープンしてから、実際に作品の周りを人が行き交っています。製作した側としてはどのような感覚なのでしょうか?
矢口:設置のタイミングで見たのが最後なので、僕はまだ営業中の光景を見ていなくて(笑)。
塩内:僕が嬉しかったのは、常設した日からSNSでメンションがたくさん飛んできたときですね。みんなちゃんと作品を見てくれているんだなと。あと、親戚の中には『HAERA』の一般向けレセプションに参加したり、雑誌で僕が「Natural Artifacts」について語った記事を読んでくれた人もいて。僕が自分のアイデンティティを表現していることを、血の繋がっている人が喜んでくれたのも、印象的な出来事でした。
──今後、「Natural Artifacts」という作品とどのように接してほしいですか?
塩内:じっくり向き合ってもらいたい、というのは大前提で、それぞれのキャプションに実は『HAERA』の公式サイトで僕のことが分かるQRコードが載っているんですよ。そこからぜひ芸術やポストモダンのことをリサーチしてもらったり、僕に関連する記事を見てもらうことが、何かブレイクスルーのきっかけになったら嬉しいです。純粋な画家やデザイナーとは違って、僕はクリエイティブディレクターやアーティスト、『ハナマルキ』のCCO、京都精華大学の評議員など肩書きが多いタイプで。あまり好きな言葉ではないですが、「スラッシャー」とも言ったりしますね。そんな複眼視点の人がこの時代に領域を超えたユニークなモノづくりをやっていることを知れば、活動方針を考える上でひとつの支えになるのかなと思います。
矢口:「Natural Artifacts」が置かれた空間デザインについては塩内くんはいかがでしょうか?
塩内:そうそう、実は『HAERA』の空間デザインを担当しているNOWの鈴木 弦さんとも20年近い付き合いがあるんですよ。彼の兄も親友で、その周りの人たちとも交流があった。僕が20歳くらいのときは宇田川町のクラブで毎月みんなとイベントをオーガナイズし、DJやVJをやっていて。そんな付き合いの長い人たちと、今こうやってコラボレーションできるのは面白い話だなと。交わったり離れたりしながら歴史が続くような、仏教の言葉で言う「離合集散」を実感しました。
──まさしく先ほど塩内さんがおっしゃった、作品を通じて人と人が交流する“場”ですね。
塩内:あと、もう一つ興味深いのが、かつてイベントという刹那的なものを作っていた自分たちが、空間デザインや常設展示といった、長く形に残るものを作っていることですよね。そんな時間軸の転換も大事なことなのではないかと。若い時は「軽くて」「速くて」「安い」ものばかりを追い求めていましたが、感性と知識と経験を備えたことで、「重くて」「高くて」「遅い」ものに耐えられるようになってきた。つまり、耐用性のあるものを作れるようになった。そのためには、瞬間的な創作とは比べ物にならないほど、コストやリスクがかかることもある。それでも、そんなリスクを負った上で表現することが、作品の出力や耐用性を圧倒的に高めるきっかけになる。何もかもが加速する今の時代において、そんな経験がデザイナーやアーティストの創作のヒントになったら嬉しいです。


塩内 浩二 | KOJI SHIOUCHI
株式会社カトレヤトウキョウ代表取締役。クリエイティブディレクター/アーティスト。ハナマルキ株式会社CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)、学校法人京都精華大学評議員。
1985年愛知県生まれ。英国留学後、京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科卒。2013年、クリエイティブコレクティブ「Cattleyatokyo™」を設立。これまで10年以上にわたり、ファッション、音楽、アート領域を中心に、アートディレクション、グラフィックデザイン、映像、プロダクトデザイン、インスタレーションなどを通して、集団的創造による文化醸成に寄与している。
コレクティブ名義での展覧会に加え、個展を「OIL by 美術手帖」にて発表するなど、アーティストとしても精力的に活動。2024年6月よりハナマルキ株式会社のCCOに就任し、2024年12月より学校法人京都精華大学評議員に就任。ファッションブランドFlexible Visual SPCE™ではディレクターとして、ブランドの世界観構築やクリエイティブディレクションにも携わっている。
2025年には東京・目黒に、創造・交流・発信を目的とした文化複合拠点「CCI Creative Complex®」を開設。アート、デザイン、ファッション、食、教育を横断する活動を通じて、都市における新たな文化の場づくりを展開している。
Koji Shiouchi official site:http://kojishiouchi.com/
Cattleyatokyo™ official site:https://cattleya-arts.com/
Instagram:@kojishiouchi

矢口周太郎 | SHUTARO YAGUCHI
インテリアショップでのバイヤー経験を経て、ヴィンテージ家具を中心としたショップ「YOU ARE WELCOME」を2018年にOPEN 。
70年代以降のモダンデザインや、アート、工芸、古道具やプリミティブに至るまで幅広くセレクトしている。
ショップと並行し、空間デザイン、什器デザイン、セットデザインも手掛ける。
Instagram : @youarewelcome.tokyo
Interview&Text by Koki Yamanashi
Photo by Kai Tamaki
Edit by Akechi Sanae, Kazuki Hyodo(Qetic)
INFORMATION
REDLINE — INKAR meets KOJI SHIOUCHI
2026年7月31日から8月11日まで、東京・赤坂のFoundationにて「REDLINE — INKAR meets KOJI SHIOUCHI」が開催された。「REDLINE」は、日本発のラグジュアリーブランド〈INKAR〉とアーティスト・塩内浩二氏によるコラボレーションプロジェクトである。
本展では「移動」「未来」「限界の更新」をテーマに、ネオン、抽象絵画、純銀製のキーオブジェ、自動車のドアを再構築したインスタレーション、DJシステム、映像など、多様なメディアを横断した作品を展開。A³|amana AI architectsと協働した映像作品では、自動車という具体的な移動体から次第にその輪郭が失われ、最後には赤い光の軌跡だけが空間を進んでいく演出が施された。INKARの「KAR」が意味する“魂”や、粒子と波という量子的なイメージも重ねながら、物理的な移動が情報、知性、意識へと拡張していく現代を表現。「私たちは何を運び、誰が次の限界線を引くのか」という問いを、展示空間全体を通して提示する試みとなった。





FlexibleVisual SPCE™ SEASON №5
塩内浩二がディレクターを務めるファッションレーベルFlexiblevisual SPCE™が2027年春夏コレクション(SEASON №5)の展示会を目黒のCCI Creative Complex®︎にて開催。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
FlexibleVisual SPCE™
COLLECTION SEASON №5
“The Cosmos of Visual Music”
Schedule
2026.09.08 (Tue.) – 9.12 (Sat.)
11:00 – 20:00
Venue
CCI Creative Complex®︎
3-10-11 Meguro, Meguro-ku, Tokyo
東京都目黒区目黒3丁目10−11 ヴィント目黒ビル

