皆さんこんにちは。徳島県出身のラッパーのT-STONEです。
vol.1のコラムでご紹介した「超楽しい feat. MINMI – T-STONE」と「渦 feat. T-STONE – MINMI」の2曲を、〈MINMI LIVE at 日本武道館 ~it’s not too late~〉で披露してきました。今回は、日本武道館のステージに立つまでの前日から当日、そして後日までの心境を、日記のように綴っていきます。お茶でも飲みながら、ゆっくり読んでください。(TだけにTea)「vol.1のコラムをまだ読んでいない!」という方は、ぜひこちらも読んでみてください。

念願の日本武道館でのステージ
ただいま前日10月7日(水)、明日10月8日(木)は、〈MINMI LIVE at 日本武道館 ~it’s not too late~〉で、「渦 feat. T-STONE」と「超楽しい feat. MINMI」の2曲を歌う。念願の日本武道館のステージ。僕は仲間に、散々「武道館でライブすることが夢!!!!」と言ってきた。特に、BACK DJのNOGUは、いつも僕の熱い話を聞いてくれた。そんな僕が、明日、日本武道館で歌う。ただ、「T-STONE ONEMAN LIVEとしてライブをするわけじゃない」そのことが、心に引っかかっていた。でも、見る角度を変えると、日本武道館のステージでライブをするということは、僕の夢の50%が達成されるということに気がついた。「残りの50%をどう達成しようか。」そう前向きに考えると、心の中のしこりが取れた。
リハーサルに行くまでは、日本武道館は未知の領域だった。雲海の下にいるような気分。武道館のステージに立って、ファンの皆んなと一つになったとき、雲海の上の景色が見える。今は僕一人の力では突破できない雲海も、MINMIさんとなら突破できる。MINMIさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

ステージに立つという感覚
「ステージとは、自分から向かう場所じゃない。迎えに来るもの。」昔、僕の尊敬するラッパーが言ってくれた言葉。武道館というステージが僕を迎えに来た。「この感覚めっちゃ大事。」残りの夢の50%の「T-STONE ONEMAN LIVEとして日本武道館のステージに立つ」ことは、大切に胸にしまっておく。今までみたいに武道館への執着はなくし、自分のやるべきことを淡々とこなそうと胸に決めた。
そして、当日10月8日(木)武道館でのリハーサルの前に、靖国神社で正式参拝をした。参拝中、いろいろなことが頭をよぎった。「このあと、武道館か。武道館に立ったことのない自分には、もう戻れない。」寂しさと高揚感の狭間。上京したときの感覚に似ていた。靖国神社で正式参拝をした人だけがもらえるステッカーを胸に貼り、リハーサルに向かった。リハーサル中、超デカい日本国旗の下で、「MINMIさん、僕をここに導いてくれてありがとう。」と、何回も心の中で唱えた。間違いなく、今日見ている光景は走馬灯に出てくる映像だと感じた。何回も涙が目にあふれた。僕がステージに立つ時間は約6分。リハーサルは、気がついたときには終わっていた。本番もあっけなく終わるのだろうと思い、できる限り脳みそに焼き付けようとイメージした。


一瞬のステージ
「MINMI 日本武道館を無事終えてきました。今の感想は何も言えない。言葉にするのがもったいない。」予想どおり、本番はあっけなく終わり、未来に戻った。ステージの脇でスタンバイしているとき、BACK DJのNOGUと、当日スタッフとして来てくれた孔明君に耳元で伝えた。「次は僕のワンマンでこのステージに立ちます!」高ぶっていた。日本武道館のステージで歌っている最中、MINMIさんと目が合った。その彼女の目は美しく、燃えるダイヤモンドのようだった。「ヤットサー! ヤットヤット!」赤い法被を着た寶船は、僕たちの心の中でメラメラと燃える炎のようだった。僕は、藍色の革ジャンを身に纏った、ナウシカ(笑)。フロアのどこを見ても、ファンの皆んながタオルを振り、手を挙げ、最高の笑顔を見せていた。全員のエネルギーが渦のように混ざり合ったあの空間は、この世もあの世もつながった異次元。「これぞLIVE! これぞ音楽!」歌い終わったあと、ステージでMINMIさんを抱きしめた。性別や世代を超えた、愛。



「緊張しましたか?」と聞かれると、緊張しました。でも、それすらも楽しむ。何事も本番は大切。でも、本番で起こるアクシデントを楽しむためにも、準備することは同じくらい大切。ABEMAの配信で、地元の母も観ていた。武道館が決まったときも、真っ先に電話で報告した。「次は自分が武道館!!!!」そう思う。でも、先ほども言ったように、ステージは迎えに来るもの。目指しますが、欲しがりません。最後に。舞台の裏で支えてくれた孔明、フォトグラファーのRYUSEI TAKANO、映像のYugo ShinomiyaとItaru Sawada、NOGU。仲間が近くにいてくれたおかげで、心が落ち着いた。有難う。
そして、11/22(日)は、渋谷 Spotify O-nestで「T-STONE ONEMANLIVE 2026 」まずそこからかまします。
Photo by RYUSEI TAKANO
Text by T-STONE
Edit by Qetic編集部
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