<KYOTO EXPERIMENT 2016>で、パリを拠点に世界的に活躍する電子音楽家でヴィジュアル・アーティスト池田亮司による作品群がロームシアター京都で展開されます。
音響や映像、デジタルテクノロジーを複合的に用いた、大規模な展示空間やパフォーマンスを展開する池田亮司の表現は、美術館や劇場内のみならず公共スペースまでをも劇場化させてしまう事で知られています。
今回は劇場内で鑑賞する2000年以降のコンサート作品と、屋外での大規模インスタレーションという異なるシリーズの作品を一度に紹介されるので、池田の表現を多角的に体験する機会となります。
世界最大のマルチメディア・アート・フェスティヴァル<アルス・エレクトロニカ>音楽部門グランプリ(ゴールデン・ニカ賞)を受賞した『matrix』が初めて日本で紹介されます。
そして、2012年のブラジルを皮切りに、フランス、ドイツ、中国と、世界中で展示され、その場所ならではの形で発表されてきた『the radar』が日本ではじめて展示。巨大なスクリーンにはロームシアター京都の緯度・経度で観測
できる宇宙の膨大なデータベースを元にマッピングしたイメージにより構成される映像が投影されます。
劇場では期間中毎日2から4作品が連続上演されますが、『the radar [kyoto]』は誰でも無料で鑑賞できる作品となっています。
EVENT INFORMATION
池田亮司『Ryoji Ikeda: concert pieces』
2016.11.01(火)〜2016.11.06(日)
ロームシアター京都 サウスホール
・[前売]一般 ¥2,000
・ユース(25 歳以下)・学生・シニア(65 歳以上) ¥1,500
・高校生以下 ¥1,000
・ぺア ¥3,500
※当日券は前売券+¥500 (高校生以下は同額、ペアは前売のみ)
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