愛知県芸術劇場のプロデューサー陣が「小ホール」を会場に、いま観てほしい作品を多様なジャンルから選出した企画シリーズ「Mini Theater Selection = ミニセレ」。今年は6月から11月までの期間、5公演が開かれる。
愛知県芸術劇場<ミニセレ 2023>ラインナップは?
6月15日(木)、16日(金)には、Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021の「エリア50代」で初演された、笠井叡振付・平山素子のソロダンス『J.S.バッハ作曲“フーガの技法”1.2.6.9番によるダンス』が、スケールアップして披露される。クラシックからポップスまで様々なフィールドに活躍を広げる片山柊(ピアノ)による生演奏で、笠井と平山の2人が全14曲を踊るノンストップの60分に。
9月16日(土)、17日(日)には、ダンスハウス「DaBY」で創作し、愛知県芸術劇場で世界初演を行う連携プロジェクト『DaBYパフォーミングアーツ・セレクション2023』。今回、島地保武&環ROYによる新作とイリ・ポコルニー(元NDT)演出・振付による新作、柿崎麻莉子とアリス・ゴドフリーの新作デュエットが上演を予定している。10月14日(土)、15日(日)にはサウンドパフォーマンス・プラットフォーム特別公演 安野太郎 ゾンビ音楽 『大霊廟Beyond』が開催。オリジナルの楽器や個性的なパフォーマンスで音の新たな表現にチャレンジするライブ・パフォーマンス公演の特別版だ。
同月27日(金)、28日(土)、29日(日)には、2021年に共作した『波のような人』以来初めて、ヌトミックの額田大志とサウンドアーティストの細井美裕の再タッグとなる『ヌトミック+細井美裕 マルチチャンネルスピーカーと身体のための演劇作品』が披露。11月24日(金)、25日(土)、26日(日)には、第21回AAF戯曲賞受賞記念公演『鮭なら死んでるひよこたち』が実施される。第21回の大賞受賞作品(作:守安久二子)を演出家・劇作家・俳優などで活躍する羊屋白玉が演出する。「戯曲とは何か?」を探求する、上演を前提とした戯曲賞の舞台公演だ。小さな会場だからこそ味わえるライブ感とともに先駆的で実験的な舞台芸術をご体験あれ。
INFORMATION
平山素子×笠井叡
J.S.バッハ作曲「フーガの技法」を踊る
2023年6月15日(木)/16日(金)
愛知県芸術劇場 小ホール
演出・振付・ダンス:笠井叡
演出・ダンス:平山素子
ピアノ:片山柊
全席自由・整理番号付
一般 4,500円 U25 3,500円 高校生以下 2,500円 ペアチケット 8,000円(枚数限定・alfalfaのみ扱い)
当日 5,000円(一般・U25・高校生以下共通)
※ U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※ 高校生以下は公演日に高校生以下対象(要証明書)。
※ 車椅子でご来場予定の場合は、 劇場事務局までご連絡ください。
※ 5歳以下入場不可。6月16日のみ 託児サービス あり(有料・要事前予約)。
※ 開演後はご入場をお待ちいただく場合があります。
※ やむを得ない事情により、内容・出演者等が変更になる場合があります。
チケット発売 2023年4月14日(金) 10:00 ~
愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama DaBYパフォーミングアーツ・セレクション2023
2023年9月16日(土)/17日(日)
愛知県芸術劇場 小ホール
<演目①>
演出・振付・出演:イリ・ポコルニ
リハーサルディレクター:小㞍健太
出演:青柳潤、戸田祈、冨永藍音、畠中真濃、堀川七菜(以上DaBY レジデンスダンサー)、佐藤琢哉
<演目②>
演出・振付・出演:島地保武、環ROY
音楽:環ROY
<演目③>
演出・振付・出演:柿崎麻莉子、アリス・ゴドフリー
サウンドパフォーマンス・ プラットフォーム特別公演 安野太郎 ゾンビ音楽 『大霊廟Beyond』
2023年10月14日(土)/15日(日)
愛知県芸術劇場 小ホール
出演:安野太郎
ヌトミック+細井美裕 マルチチャンネルスピーカーと身体のための演劇作品
2023年10月27日(金)/28日(土)/29日(日)
愛知県芸術劇場 小ホール
第21回AAF戯曲賞受賞記念公演 『鮭なら死んでるひよこたち』
2023年11月24日(金)/25日(土)/26日(日)
愛知県芸術劇場 小ホール
出演者・スタッフ
戯曲:守安久二子
演出:羊屋白玉(演出家・劇作家・俳優・「指輪ホテル」芸術監督・ソーシャルワーカー)
出演:遠藤麻衣、神戸浩、スズエダフサコ、田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)、リンノスケ(きっとろんどん)
協力:非・売れ線系ビーナス、手描きTシャツ屋 chobico