アイズナー賞受賞や、アングレーム国際漫画祭でのグランプリ獲得など、世界中で絶大な人気を誇る大友克洋の代表作『AKIRA』第1巻が、講談社コミック史上初の100刷に到達した。

大友克洋『AKIRA』第1巻が100刷を突破

『AKIRA』の作中舞台は、2020年の東京オリンピック開催を機に、再開発が進められていた“ネオ東京”だ。現実の2020年・東京と重なる表現がいくつもあり、“予言の書”として現在も話題が沸騰している。

著者・大友克洋は「漫画なんて所詮、娯楽なんですよ。パラパラ読んでおもしろいと思ってもらえないとダメなんです」と語っているように、“普遍的なおもしろさを人に伝える”ということを第一に漫画を制作している。今回の重版については、「長きにわたりご愛読いただきまして、ありがとうございます」とコメントを寄せている。

1984年の発売から版を重ね続けた『AKIRA』第1巻。100刷目は10月上旬頃から店頭に並ぶ予定なので、是非お楽しみに。

INFORMATION

AKIRA(1)

大友克洋『AKIRA』第1巻が講談社コミックス史上初の快挙を達成!発売から36年越しに100刷を突破 art200924_akira_1-1920x2621

1984年9月14日(金)
¥1,500(+tax)

詳細はこちら