「ポップアート」という新たな"定義"を生み出した唯一無二のアーティスト、アンディ・ウォーホルの大回顧展 「ANDY WARHOL KYOTO/アンディ・ウォーホル・キョウト」が、来る2020年9月19日(土)から、初の京都単独開催として決定した。
日本初、アンディ・ウォーホル美術館所蔵作品のみで構成される展覧会
1960年代のニューヨークで、大衆文化・消費社会のイメージを主題や素材とする「ポップアート」の旗手として活躍した唯一無二のアーティスト、アンディ・ウォーホル。
本回顧展は、ウォーホル美術財団公式美術館「The Andy Warhol Museum(アンディ・ウォーホル美術館)」所蔵作品のみで構成される日本初の試みとなり、イラストレーターとして活躍していた1950年代の初期作品をはじめ、1960年代に制作された「死と惨事」シリーズに代表される象徴的なキャンバス作品、映画やテレビ番組などの映像、注文絵画としてのセレブリティのポートレート、そして、宗教画を参照した晩年の作品が展示される。
京都市京セラ美術館リニューアル後、最初の海外展
そして会場は、80年を超える歴史を持つ京都市美術館が「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープンする際に新たに作られる新館 「東山キューブ」での開催となり、当館でのリニューアル後、最初の海外展となる。京都における初の本格的なアンディ・ウォーホル展ともなり、京都にも造詣の深かったウォーホル自身に迫る内容となる。
大衆消費社会の、いわば光と影の両面を映し出すアンディ・ウォーホルの作品約200点を通して、複雑なアンディ・ウォーホル像に迫る内容となる今回の展覧会。詳細に関しては、今後、公式ホームページ・SNSにて随時発表される。