2004年に開催した展覧会<アートがあれば>は、当時注目を集めはじめた個人コレクションに焦点を当て、コレクションのあり方やコレクター像、さらにはコレクションの内容から浮かび上がるアートの魅力を探った人気展。その後10年足らずの間に、個人がアート作品を購入、収集することはより一般的になり、欧米に比べればまだまだコレクターの数は少ないものの、アートは「見るだけのもの」から「買うことのできるもの」に変わりつつあるといえる。

ではいったい何故アート作品を購入するのでしょうか? そもそもコレクションする理由とは何でしょうか? 何か特別なルールはあるのでしょうか?

7月13日(土)より東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される展覧会<アートがあれば II>では、次世代ともいえる9人のコレクターたちのコレクションを通して、こうした問いかけの答えを探っていく。日本および海外の人気作家や新進作家の作品の数々、またユニークな取り合わせに、個人コレクターならではの優れた審美眼や独自の感性を感じれるだけでなく、単なる収集に留まらないコレクションの可能性や、アートシーンのなかでコレクターが果たす新たな役割について考える機会ともなるだろう。

次世代コレクター9名が問いかける、アートを収集する理由とは。展覧会<アートがあれば II>開催迫る。 news130701_artgaareba_1
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また会期中には高橋龍太郎氏、宮津大輔氏、吉野誠一氏らによるコレクター・トークや八木良太《VINYL》デモ演奏、山川冬樹パフォーマンス「パ」日誌朗読会 〜「パ」のためのヘールシュピール 〜などなど様々なイベントも行われるというから、注目だ。

Event Information

アートがあれば II
9人のコレクターによる個人コレクションの場合

2013.07.13(土)~2013.09.23(月祝)@東京オペラシティ アートギャラリー
OPEN 11:00/CLOSE 19:00(金・土は20:00まで/入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、ただし8月4日(日)は全館休館日)
一般¥1,000/学生(高校・大学生)¥800/子供(小学生~中学生)¥600

※同時開催「収蔵品展045 色について ― 寺田コレクションより」「project N 53 池平徹兵」の入場料を含みます。収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)もあり。
※その他割引(半額):閉館1時間前以降の入場、65歳以上
※土・日および祝日は中学・小学生無料。
※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
※Arts友の会会員は無料。(会員証をご呈示ください)
※割引の併用および払い戻しはできません。

主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人
会場構成:イシダアーキテクツスタジオ
お問い合わせ:東京オペラシティ アートギャラリー03-5777-8600(ハローダイヤル)