新たなアートプラットフォーム事業「Art Valley」の実証実験が2023年1月6日から開始となった。
新アートプラットフォームが登場|リアル&デジタルでのコミュニケーションを創出
昨今、アートイベントなどの増加によりアートを観て楽しむ機会が増えるも、自宅にアートを飾るなど生活の身近に置いて楽しむには、購入機会や作品背景情報が少ないといったハードルがあり、さらにアーティストにとっても、知ってもらう機会や創作活動を応援してもらう場がまだ少ないといったことがアート普及の課題のひとつ。本サービスは、リアルスペースとオンライン両方の場を通じて、アート作品だけでなくアーティストのパーソナリティを知る機会をつくり、創作活動を応援&サポートし、購入までできるプラットフォームとなっている。
「Art Valley」では、ECサイトでのアート作品の販売に関する企画・運営や、ブロックチェーン技術によるNFTと紐づいたICタグによるアート作品情報管理といった『アート作品の販売・管理』、SNSを活用し、リアルスペースとオンラインの場をつないだアート作品の体験・購入機会の創出や、アート作品の背景、アーティストの想い・パーソナリティを発信することで身近に感じてもらう場の提供などの『コミュニケーション』、さらには東急グループメディア媒体を活用した『アーティスト、アート作品のストーリーを伝えるPR』をサポートする。
リアルスペースプロジェクトも実施
街と連携したプロジェクトの第1弾として、1月23日~4月22日の期間限定で、東急線渋谷駅ヒカリエ改札口周辺吹き抜けガラス面にアート作品とQRコードが掲出されることに。本キャンペーンでは、QRコードを読み込むと、ECサイトへ遷移し、本サービス限定のフィジカル(物理的)&デジタル両方のアート作品を購入することができる仕様に。日常生活の動線である駅などからオンラインにつなぎ、掲載作品がその場で購入できるなど、新しい購入体験を作り出す。
ラインナップには、原田 郁、田内 万里夫、書道家・万美などジャンルレスに著名なアーティストが名を連ねている。これまでにないコミュニティの醸成も期待される本サービスをぜひチェックしてほしい。