スマートフォンユーザーには馴染みの深いスマホケースや、テックアクセサリーを扱うグローバルライフスタイルブランド「CASETiFY」。そのユニークなデザイン性や、数々のアーティスト・ブランドなどとのコラボレーションで、唯一無二の世界観を演出し、年代を問わず多くのユーザーから支持を受けているブランドだ。
ブランド設立当初はEコマースを主戦場としたD2C事業を展開するスマホケースブランドとしての印象があったものの、近年は世界各地で、リテールショップをオープン。ここ日本でも、豊富なテックアクセサリーを取り揃えるだけでなく、自身でオリジナルスマホケースをつくることもできるお店「CASETiFY STUDiO」を全国9店舗開設し、人気を博している。
そして2025年4月25日、JR名古屋駅直結の名古屋タカシマヤ ゲートタワーモールにて、新店舗「CASETiFY STUDiO 名古屋タカシマヤ ゲートタワーモール」(以下、名古屋店)が登場。この店舗では、数々の人気ブランドとのコラボレーションで注目を浴びる国際的人気キャラクター「Skater JOHN」とコラボレーションした2種類のスマホケースも限定発売されている。
今回この新店舗のオープンを記念して、PR担当の池田氏、そしてSkater JOHNのデザイナー柴田氏へインタビューを実施。新しくオープンした名古屋店についてや、他に類を見ないコラボレーションを続けるCASETiFYのブランドコンセプトやアイデンティティなど、その魅力に迫った。
名古屋新店舗をオープンしたCASETiFYが確立するブランドアイデンティティ

──新店舗オープンおめでとうございます。今回新しくオープンした「CASETiFY STUDiO 名古屋タカシマヤ ゲートタワーモール」は、名古屋ならではのモチーフがいくつかあるとお伺いしました。
池田:店内は「名古屋友禅」をモチーフにしており、シンプルさと上品な美しさを表現し、日本国内で初めてシルバーモノグラムを壁面に採用しています。さらに、正面の2つの展示スペースはグラデーションデザインを施し、繊細な濃淡の美しさを演出しているのも注目していただきたいポイントです。


また、名古屋店限定でSkater JOHNとのコラボレーションアイテムを販売しており、名物の名古屋グルメや、シャチホコをモチーフにしたスマホケース2種類を展開しています。
スマホケースやテックアクセサリーを通して、アーティストやクリエイターに自身のクリエイティビティを発揮していただくための取り組み「#CASETiFYARTiSTS」で、Skater JOHNとのコラボを2022年に開始して以来、これまで個性あふれるJOHNのさまざまなアートワークをスマホケースやアクセサリーとして展開してきました。またCASETiFYの店舗限定のJOHNのデザインは非常に人気を集めていますので、今回の名古屋店でもアートワークを提供してもらいました。

──印象として、CASETiFYさんはSTAR WARSやドラえもん、Maison Kitsuneなど、これまでにも数多くの人気キャラクター・ブランドといったIPとのコラボを展開してきたイメージがあります。
池田:私たちがミッションとして掲げているのは、個性、創造性やパーソナルスタイルをテックアクセサリーで表現する場を提供すること。このミッションのもと、さまざまなアイテムを展開してきたなかで、スマホケースを真っ白なキャンバスと捉え、世界中のブランドやクリエイターなどとパートナーシップを展開しています。

また、お客様に対してもカスタマイズというオプションにより、スマホケースやテックアクセサリーに自分らしい個性や創造性を表現する場を提供してきました。こうしたブランドコンセプトを掲げながら運営を続け、14年を経た現在CASETiFYはテックアクセサリーブランドの中でも、トップのブランドへと成長しています。
──先程は「#CASETiFYARTiSTS」での取り組みを通して、Skater JOHNさんとさまざまなアイテムをつくりあげてきたこともお話しいただきました。実際には、どのようなかたちでアーティストの方々とコラボレーションする機会が多いのでしょうか?
池田:私たちは、独自性あふれるデザインを生み出す世界中のさまざまなアーティストとパートナーシップを締結しています。パートナーシップにおいては、彼らのクリエイティビティを尊重し、またその活動を支援できるよう、コラボレーションによって創出された利益をアーティストと共有しています。
こうしたパートナーシップのもと、これまで多くのアーティストたちと協力しながらアイテムを販売してきました。Skater JOHNとのコラボレーションのほか、愛知出身のイラストレーターであるmatsuiやキュートでセクシーな女の子のイラストが特徴的なconixといったポップカルチャーを愛する方々に人気のアーティストとのコラボアイテムも多数取り扱っています。また過去にはKYNEやJun Osonなどのストリートカルチャーにも通じるアーティストが所属するギャラリー「Gallery Target」との特別なコラボレーションも実施しました。


──柴田さんは今回名古屋店限定のアートワークを配した2種類のコラボアイテムのデザインを手がけられました。それぞれのデザインへのこだわりや着目すべきポイントを教えていただけますか?
柴田:今回のデザインは「名古屋らしさ × Skater JOHNらしさ」の融合がテーマになっています。名古屋のシンボルである金のシャチホコと、名物の小倉トーストをモチーフにしました。「地元の方も、観光で訪れた方も欲しくなる」という両方の視点を意識しました。

またSkater JOHNらしい「自由」と「遊び心」をベースに、ケースの上でもキャラクターが動き出しそうなグルーヴ感を意識してデザインしました。CASETiFY × Skater JOHNコラボの全てに共通していますが、「持ち歩けるアート」がコンセプトになっています。
CASETiFYとのコラボがきっかけで、多くの人がSkater JOHNを知ってくれるようになりました。Skater JOHNの世界観を、スマホケースという日常の中に持ち込めるのがこのコラボの醍醐味です。
アートとしてはもちろん、ファッションとしても楽しめるよう、これまで手がけてきたどのアイテムでも「ストリートの自由さ」と「ちょっとしたユーモア」を詰め込んでいます。これらを通じて、日常の中にも「遊び」と「自由」を感じてもらえたら嬉しいです。

──最後に、新店舗にお越しになる方々やCASETiFYを利用する方々にメッセージをお願いします。
池田:今回オープンした名古屋店は、これまでの「CASETiFY STUDiO 名古屋PARCO」よりも広いスペースを確保し、より多くのお客様に対応できる環境を整えました。JR名古屋駅直結のタカシマヤ ゲートタワーモール内にオープンしたことで、愛知県内はもちろん、日本全国、さらには海外から訪れる観光客の皆様にも、CASETiFYの豊富なアイテムを実際に手に取ってご覧いただける機会が増えたことを嬉しく思っています。
また、アート、ファッション、クリエイターなど、多種多様なカルチャーとのコラボレーションを今後も行っていく予定です。さらに、2025年5月15日(木)より、耐久性に優れ、カスタマイズ可能なオンデマンド製のスーツケースコレクション「CASETiFY Travel」の日本展開を開始いたします。本コレクションで、新たなカテゴリーとしてトラベル市場に参入し、グローバルライフスタイルブランドとして、これからも皆さんに響くような魅力的なアイテムをお届けしてまいります。

SHOP INFORMATION
CASETiFY STUDiO 名古屋タカシマヤ ゲートタワーモール
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3高島屋ゲートタワーモール2F
営業時間:10:00 AM – 9:00 PM JST
お問い合わせ:hello@casetify.com