カルチャーメディア『CINRA.NET』の運営や、各種Webメディアや観光サイトの構築などを手がける株式会社CINRAと、台湾のカルチャー雑誌『秋刀魚』を発行する黑潮文化有限公司の資本業務提携が発表。

これにより、CINRAが黑潮文化の株式を一部保有し、CINRA代表の杉浦太一が黑潮文化の社外取締役に就任。また、『秋刀魚』の日本での広告代理業をCINRAが担うことが発表された。

台湾の視点から日本文化を紹介する雑誌『秋刀魚』

「新しい日本を発見しよう」というコンセプトを掲げる『秋刀魚』は、台湾の視点から日本文化を紹介する雑誌。生活、芸術、デザイン、歴史、科学技術など様々なテーマを独自の切り口で扱い、台湾人にとっては日本を深く知るための、日本人にとっては当たり前過ぎて見えなかったことを再発見させてくれる雑誌となっている。

今回の資本業務提携により、感度の高い台湾人へ質の高いコンテンツをダイレクトに届けることが可能になり、CINRAが運営するアジアのシティガイド『HereNow』の台湾でのマーケティング活動の加速や、同社が受託する官公庁や地方自治体の台湾向け訪日促進事業(インバウンド関連事業)とのシナジー効果を生み出すことが可能となるしている。

岩手県の訪日ポータルサイトと連動したガイドブックを『秋刀魚』と制作

今回の提携の序章として、岩手県が運営する訪日ポータルサイト『VISIT IWATE』をCINRAが構築したことと連動し、岩手県の魅力を台湾人に紹介するガイドブックを『秋刀魚』と作成。

『秋刀魚』の編集チームが現地を取材し、宮古/久慈、遠野/釜石エリアを紹介するコンテンツを制作し、リアルな台湾人目線が反映されている。

同時に『秋刀魚』本誌にこのガイドブックを同封することで、感度の高い台湾の旅行者へダイレクトに情報を届けることができる仕組みとなっている。

CINRAが台湾のカルチャー雑誌『秋刀魚』を発行する黑潮文化と資本業務提携! culture180725_cinra_2-1200x1199

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