楽、映像、アート、写真など、異なる分野で活躍する6人のクリエイターによるコラボレーション企画「Cintiq Creators Mash-up」による動画作品が、ワコムのオフィシャルサイトで公開された。同企画は、クリエイターたちが、ワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズを使用し、1本の映像作品を合作するというもの。

同作の企画・ディレクションは、PerfumeのPVやアートワークで広く知られ、先日OK Goの最新MVでも大きな注目を集めた映像作家・関和亮が担当。関が設定した共通テーマである「女の子」をもとに、アートディレクターのYKBX、イラストレーターの三輪士郎、フォトグラファーの青山裕企、アニメーターの水尻自子がそれぞれの独自の世界感を表現し、サウンドクリエイターのkz(livetune)がそれらを音楽で融合させている。

本プロジェクトの提供はペンタブレットを販売する株式会社ワコムが、企画・ プロデュースはカルチャーWebメディア「CINRA.NET」を運営する株式会社CINRAが担当した。

映像を構成するのは、三輪士郎によるイラスト描画を早回しで捉えたシーンをはじめ、YKBXが2台の「Cintiq」を使った2画面のCGアニメーション、水尻自子が女性の脚を滑らかに描いたアニメーション、青山祐企が撮り下ろした女子高生の写真をコマ撮りで動かしたパートなど。関はディレクションだけでなく、タイトルロゴや各パートを繋ぐりんごのシーンなどを自ら担当している。

ワコムのオフィシャルサイトでは関へのインタビュー記事も公開されており、今後も参加者たちにフォーカスした記事が掲載される予定だ。

ワコム 「Cintiq Creators Mash-Up」ムービー