現代アーティスト・三浦大地のアート個展が、伊勢丹新宿店 本館6階の催物場にて、2月28日(水)から3月4日(月)の6日間にわたり開催される。
Josieが着用するサングラスが販売、伊勢丹新宿店内外で作品の放映も
ファッションやグラフィック、住居などのデザイン、広告やCMなどのディレクション、ブランドのプロデュース、イラストレーションなど、肩書きに捉われず自身の感性を投影し、様々な作品を制作する三浦大地。本展のメインテーマは、“DIALETHEISM(ダイアレジイズム)=真矛盾主義:真なる矛盾が存在するという哲学上の立場”。善と悪、物質社会と精神世界、ポップなイラストレーション作品と自然から生まれたクリスタル作品だ。
本展では、代表的なファッションアイコンイラストレーション『Josie’s RUNWAY』やクリスタル作品をはじめ、新作150点以上のエネルギー溢れるアート作品群が一堂に会する。また、来場者が楽しめるような「Crystal Fortune Capsule」の設置や、Josieが着用するサングラスを再現した『Josie’s Sunglasses』の販売を実施。三浦大地が創り出す世界観を存分に楽しむことができる。
さらに会期中は、伊勢丹新宿店内外でアートを放映。新宿駅東口駅前のビル・新宿アルタの屋外ビジョンでも手掛ける特別動画を放映し、新宿の街が三浦大地一色に染まる。3月2日(土)午後2時からは三浦大地によるライブペインティングも予定されているので、気になる方はぜひ会場まで足を運んでいただきたい。
現次元では物質は時間の支配下にいて
そのいいも悪いも、ない。
正解も不正解も、ない。こうあるべき、はいらない。
いや。こうあるべき、でもいいし、そうでなくてもいい。
それもあっていいし、これもあっていい。
両方あってよくない?
誤解を恐れずに言えば、「どうでもいいんじゃない?」
そう言うと、突き放したような、諦めたような、
どこか投げやりな感じがしてしまうかもしれない。
そうではなくて、僕の放つ「どうでもいい」は、
こうあるべきとか、どうありたいかとか、
さまよう状態すら受け入れて
「そういうものだ」と、身を任せること。
許すこと。こだわらないこと。
観察すること。そんな自分を、楽しむこと。
今ここにいる自分、この瞬間を、感じてもらいたい。
三浦大地