「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」デヴィッド・ ボウイの世界観やキャリアを総括した大回顧展<DAVID BOWIE is>の開催会期と会場が発表された。会期は存命であれば70回目の誕生日であった2017年1月8日(日)より4月9日(日)まで。会場は寺田倉庫G1ビルに決定した。
ミュージシャンの枠を超えた類まれな表現者として今なお音楽のみならず、全世界的にアート、ファッション、文化そして社会に影響を与え、人々をインスパイアし続けるデヴィッド・ボウイ。彼の世界観やキャリアを総括した大回顧展<DAVID BOWIE is」は、2013年のアルバム『ザ・ネクスト・デイ』のリリース直後より、母国であるイギリス・ ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)でスタート。これまで巡回展として、トロント、サンパウロ、ベルリン、シカゴ、パリ、メルボルンで開催され、現在はオランダ・フローニンゲンで開催中。世界各国で展覧会の動員記録を塗り替え、これまでに累計140万以上の人々がこの大回顧展を訪れ デヴィッド・ボウイを体感している。なお今回アジアでは日本が唯一の開催国となる。
(c) Victoria and Albert Museum, London.
(c)Victoria and Albert Museum,London.
43年前の4月5日、デヴィッド・ボウイは豪華客船オロンセイ号に乗り初来日を果たし、これまで日本と様々な交流を行ってきた。<DAVID BOWIE is>では、V&Aの監修により、親日家としても知られるデヴィッド・ボウイのアーカイヴから集められた300点以上に及ぶ重要かつ貴重な品々が、音楽と映像による演出効果を用いてファッション、音楽、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分かれ展示される。会場は、若手アーティストの発信地を目指し、文化・芸術の発展に貢献している天王洲・寺田倉庫。日本を愛し、日本人を魅了し続けるデヴィッド・ボウイの世界観を忠実に表現し、その軌跡を辿るものとなる。
入場チケットの販売情報などは日本展の公式サイトで順次発表されるとのこと。続報に期待しよう。
1973年4月5日横浜港に初来日した時の様子
photo by Koh Hasebe/Shinko Music
EVENT INFORMATION
DAVID BOWIE is
2017.01.08(日)- 04.09(日)
寺田倉庫 G1 ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)
企画:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)
※入場チケットの販売情報などは決定し次第、順次公式サイトで発表していきます。
Courtesy David Bowie Archive (c)Victoria and Albert Museum, London
(c) Victoria and Albert Museum, London.
Koh Hasebe/Shinko Music
Exhibition organised Sound experience by by the Victoria and Albert Museum, London
edit by Qetic