日本科学未来館にて、地球ディスプレイ『ジオ・コスモス』の新しい映像作品『未来の地層 Digging the Future』が公開中だ。
日本科学未来館の新たな映像は「ラップにのせて問いかける」内容
本作品は地球の誕生から現在までを振り返り、人間が地球の歴史に何を残そうとしているのかを考えるものであり、地球の歴史を岩石から調査する研究者や進化論の研究者とアーティストがコラボしたコンテンツとなっている。
作品の音楽は環ROY & 鎮座DOPENESS + U-zhaan が担当した。研究者による科学的知見を咀嚼した言葉に、オリエンタルな響きを持つビートが絡み合う軽快な楽曲が空間に響き渡る。
特撮やアニメーション、CGなど多彩な手法で映像を表現したのは映像作家の古屋蔵人であり、アニメーションにはたかくらかずきらも参加している。シンプルでありながら、子供から大人までを惹きつけるエンターテインメント性を備えた球体作品を実現した。
ジオ・コスモスとは、「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という館長毛利衛の思いから生まれた未来館のシンボル展示だ。定常時は地球の姿を映し出していたり、アートコンテンツや科学コンテンツなどさまざまなプログラムを音楽とともに上映している。
『未来の地層 Digging the Future』 予告編 #1
※本コンテンツ「未来の地層 Digging the Future」は、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの日本法人アラムコ・アジア・ジャパン株式会社の支援により制作された。
EVENT INFORMATION
未来の地層 Digging the Future
公開日: 2019年9月28日(土)
上映時間: 10:30 / 13:15 / 14:15 / 15:15 / 16:30 (各回約 3 分)
上映場所: 日本科学未来館 1階〜5階 シンボルゾーン