研究プロジェクト「HITE-Media」主催のもと、「死」からテクノロジーと社会の未来を問う展覧会<END展 死×テクノロジー×未来=?>が11月3日(祝・水)~11月14日(日) まで、アートコンプレックスビル・ANB Tokyo(東京・六本木)にて開催されることに。
HITE-Media主催の<END展 死×テクノロジー×未来=?>が開催!
今回開催される<END展 死×テクノロジー×未来=?>では、「死」をテーマとしたさまざまな問いを来場者に投げかけ、一人ひとりが「死」の物語と向き合うヒントとして、描き下ろしの短編マンガ、HITE-Mediaが選び抜いたマンガ作品の1コマや、気鋭のアーティストたちの作品を展示。「死」を切り口に、これからのテクノロジーや社会変化と人間の関係を参加者とともに考える場となっている。
また、展覧会開催直前スペシャル企画として、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校、S高等学校、N中等部との共同企画も実施される。中高生たちと「死」をテーマにディスカッションを行い、そこで生まれたさまざまなコメントも展示に取り入れられる予定となっているので、こちらもお楽しみに!
さらに、本展覧会に参加する五十嵐大介、諸星大二郎、しりあがり寿、うめ(小沢高広・妹尾朝子)、ハミ山クリニカ+宮本道人といった漫画家たちが特別描き下ろしを提供している書籍『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』も10月27日(水)に発売される予定だ。気鋭の漫画家を起用したショートストーリーや描き下ろしのイラストを織り交ぜながら、AI研究者、情報社会学、人類学、民俗学、医療、アートといった多様な論者とともに、「死」という観点からこれからのテクノロジーと社会を読み解く1冊となっている。本書には、しりあがり寿×畑中章宏、そして宇川直宏×山川道子の対談も収録される。展覧会とともにぜひ注目してほしい。
INFORMATION
END展 死×テクノロジー×未来=?
2021年11月3日(祝・水)~11月14日(日)(12日間)
OPEN 13:00~CLOSE 18:00(土日祝 11:00~19:00)
ANB Tokyo
入場料:無料 *事前予約制
【出展作家】
〔マンガ家〕
五十嵐大介/諸星大二郎/しりあがり寿/うめ(小沢高広・妹尾朝子)/ハミ山クリニカ+宮本道人
〔アーティスト〕
ノガミカツキ/たかくらかずき/Mikiko Kamada
〔マンガ・1コマ出典作品(予定)〕
岩明均『寄生獣』/士郎正宗『攻殻機動隊』/萩尾望都『トーマの心臓』/よしながふみ『大奥』/大島弓子『ダリアの帯』/星野之宣『ヤマタイカ』/五十嵐大介『海獣の子供』/板垣巴留『BEASTARS』/ヤマシタトモコ『違国日記』/山下和美『ランド』/市川春子『宝石の国』/遠藤浩輝『EDEN』/平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』/山田参助『あれよ星屑』/岡崎京子『リバーズ・エッジ』/鬼頭莫宏『ぼくらの』/ウチヤマユージ『よろこびのうた』、ほか
主催:HITE-Media
共催:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
RELEASE INFORMATION
RE-END 死から問うテクノロジーと社会
2021年10月27日(水)
¥2,500(+tax)
編著:塚田有那・高橋ミレイ/HITE-Media
版元:ビー・エヌ・エヌ/352ページ
掲載内容
◎特別描き下ろし:五十嵐大介/諸星大二郎/しりあがり寿/うめ(小沢高広・妹尾朝子)/ハミ山クリニカ+宮本道人
◎寄稿:ドミニク・チェン/畑中章宏/石倉敏明/岡本亮輔/折田明子/水野祐/庄司昌彦/橋迫瑞穂/栗原聡
◎インタビュー:玉置妙憂/木村光希/Whatever(川村真司・富永勇亮)/小門穂/尾藤誠司
◎対談:しりあがり寿×畑中章宏/宇川直宏×山川道子