写真家・小田駿一が主催するポップアップアートフェア<Gallery of Taboo>が、東京・日本橋にて本日1月14日(木)に開幕した。

Hajime Kinoko、Satoshi Miyashitaら参加のアートフェア<Gallery of Taboo>が開幕!

<Gallery of Taboo>は、東京を中心に活躍する気鋭のアーティストたちが世の中の“正解”を疑い、“タブー”に挑戦するアートフェアだ。A2ZTMSatoshi Miyashitaら8組が参加しており、作品の販売収益の半分は地域の飲食店へ還元される。具体的な施策としては、日本橋料理飲食業組合とGROWND nihonbashiが発行する「お食事券500円分」を250枚ずつ・計500枚を収益から買い上げ、先着500名の来場者に配布するとのこと。

なお本展は、日本橋室町の遊休不動産「真光ビル」の3階から5階にて開催される。各アーティストの展示は、「過去を知る」「現在に向き合う」「未来を瞑想する」という3つの空間に分かれており、タブーに関する時系列的な変遷を感じながら作品を堪能することができる。

「過去を知る」では、古書店「小宮山書店/KOMIYAMA TOKYO」の代表・小宮山慶太が選書したアートブック/写真集等の古書を通じて、タブーが時系列と共にどう移り変わってきたかを体感できる。また、ロープアーティスト/緊縛師・Hajime Kinokoによるインスタレーションも楽しめる。

さらに「現在に向き合う」では、“タブー”を切り口に制作された、新進気鋭のアーティスト6組による新作が展示されている。中には、2020年に「OIL by 美術手帖」で初の個展を行なった匿名アーティスト・A2ZTMや、デフォルメされたポップなキャラクターの陶芸で注目を集めるSatoshi Miyashitaも参加している。

そして「未来を瞑想する」では、サウンドアーティスト・Kaito Sakuma aka BATICの作品が展開。音や振動の中で、今までに触れてきた過去と現在、そして未来へと思いを巡らせることができる空間となっている。

なお、本イベントのキービジュアル/グラフィックデザインは、アートディレクター・塩内浩二とブランディングディレクター・白石舞が率いるCATTLEYA TOKYOが担当。会場全体の空間ディレクションは、Buttondesignの菊田康平村上譲が手掛けている。また会場では限定アイテムとして、本展とA2ZTM、そしてファッションブランド・BODYSONG.によるコラボTシャツ/フーディーが発売中だ。イベント開催は2月5日(金)までなので是非お見逃しなく。

<Gallery of Taboo>コンセプト
「果たして、我々は、何が正しく、何が正しくないのか、思考できているのか?」

情報通信技術の進展とともに、デジタルな繋がりは、増大した。
そして、デジタルな繋がりは、人類の集団意識を今までになく拡張している。

拡張された集団意識は、「社会が描く正しさ」への順守を求める。
左脳的・規範的に正しさに、恐れを戴きながら、彷徨う日々。
集団にとっての正しさが、絶対的正しさなのだろうか?

社会における正しさは時とともに、移ろい、変わる。禁酒法時代には、飲酒は違法行為だった。
近年まで、LGBTQであることは、社会的に容認されていなかった。

社会に対する違和感を、社会に発信できる自由があってもいいのではないか?
あえて、タブーを語ろう。
自由のために、寛容さのために、息苦しさを感じなくて良くなるために。

EVENT INFORMATION

Gallery of Taboo

気鋭アーティスト8組が“タブー”に挑む|Hajime Kinoko、Satoshi Miyashitaら参加のアートフェア<Gallery of Taboo>が開幕 art210114_gallery-of-taboo_1-1920x1358

会期:2021年1月14日(木)〜2月5日(金)
開館時間:13:00〜20:00(最終入場は閉場の30分前まで)
会場:東京都中央区日本橋室町1丁目5−15 真光ビル 3F-5F
休館日:会期中は無し
観覧料:無料

・参加アーティスト
A2ZTM
BORING AFTERNOON
KAITO SAKUMA aka BATIC
KOMIYAMA TOKYO
SATOSHI MIYASHITA
SHUNICHI ODA
TEMBA
yabesian

・協力
日本橋料理飲食業組合
GROWND nihonbashi

・運営スタッフ
主催者:SHUNICHI ODA(写真家)
Producer/Photographer:Shunichi Oda(symphonic)
Art Direction:Koji Shiouchi(CATTLEYA TOKYO)
Space Direction:Kohei Kikuta & Yuzuru Murakami(Buttondesign)
Branding Direction:Mai Shiraishi(CATTLEYA TOKYO)
Planner & Press:Masayuki Tomine

・新型コロナウイルス対策に関して
「Gallery of Taboo」ではイベント開催に際し、新型コロナウイルス感染防止の為の入退場規制の実施、また、お願い事項を設けるなどの取り組みを行いますのでご案内します。皆さまには大変ご不便をおかけいたしますが、安心してご来場いただけますよう努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。※なおこれらの内容は、今後の政府や各自治体等の発表や要請に基づき、変更が発生する可能性がございます。予めご了承ください。

・会場内の感染予防対策に関して
イベント会場への入場・退場に関して、以下のルールを設けさせていただきます。

・入場時の体調の確認、検温の実施
入場時にスタッフによる検温を実施させていただきます。また検温結果によっては体調についてお伺いさせて頂き、発熱・感染の疑いとされる基準体温(37.5°C以上)の方は入場をお断りさせて頂く場合がございます。

・その他、会場での取り組みについて
手指消毒剤の設置
スタッフのマスクの着用
定期的に窓を開け外気を取り入れる等の換気
展示会場の清掃、消毒の定期的な実施

・ご来場のお客様へのお願い
会場にお越しになる前に、以下をご確認いただき、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。

・以下の事項に該当する場合は、ご来場をお控えください。
-体調不良者(37.5度以上の熱のある方、咳・熱・全身倦怠感・咽頭痛・味覚障害等の症状のある方)
-新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方
-過去2週間内に政府から入国後の観察期間を求められている国への訪問歴や在住者との濃厚接触がある方
マスクを持参し、ご着用ください。こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を行ってください。他の参加者、スタッフとの距離(できれば2m以上)を確保してください。感染防止のために主催者が決めたその他の措置を遵守し、主催者の指示に従ってください。

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