空手や柔道などの武道、豊かな自然、漫画やアニメ、伝統工芸や工業製品の緻密な技術など、日本が世界に誇れる文化は数多く存在し、最近では日本の良さを世界や国内に向けて紹介するテレビ番組も増えてきている。
そんな中、全日本空輸株式会社が、外国人の方向けのプロモーションメディア『IS JAPAN COOL?』の一環として、日本が世界に誇れる文化の一つとして忘れてはならない「ゲーム」を世界に発信するプロジェクト・WEBサイト『GAME CHRONICLE』が10月30日(水)に公開された。
ゲームのようなデザインのWEBサイトで伝統と歴史を知る
『IS JAPAN COOL?』は日本を訪れた外国人に対し、日本の文化や都市の魅力を世界に発信することを目的として公開を開始。動画累計再生回数は500万回以上、WEBサイトへの訪問者は累計1,200 万PVを記録しており、世界三大広告賞のひとつTHE ONE SHOWのインタラクティブ部門で銅賞を受賞するなど高い評価を受けている。
『IS JAPAN COOL?』の一環として立ち上がった『GAME CHRONICLE』。ゲーム仕立てのWEBサイトデザインで、ゲームハードやソフトの進化、最新のeスポーツ、伝統的なゲームなどの歴史を知ることができる。
サイト上では自分でキャラクターを操作し、アイテムをゲットしていくことでゲームの歴史、インタビューなどを閲覧することができ、グラフィックも年代別で変化するなど、サイトの作りにもこだわりが詰まっている。
プレイステーションやインベーダーの開発者へ特別インタビュー
『GAME CHRONICLE』の各ステージでは、日本のゲーム業界を代表する開発者やクリエイターたちが、開発の裏側やゲーム史を語る特別なインタビューを閲覧することができる。
プレイステーション4およびプレイステーションVRの開発を担当した伊藤雅康と、ゲーム雑誌『週刊ファミ通』の編集長・林克彦のインタビューをはじめ、日本のゲームの夜明けでもあるインベーダーゲームを開発した西角友宏と、レトロゲームが数多く稼働するゲームセンターミカドの店長・池田稔のインタビュー、言わずと知れた天才棋士・羽生善治のインタビューを視聴することができる。
そのほかにも、ファミリーコンピュータやアーケードゲームについて、ゲームクリエイターが語るゲームへの魅力と可能性など計7本とボリュームたっぷりの内容に。いずれも開発者、ユーザー、プレイヤーといったあらゆる視点から、ゲーム文化のこれまでとこれからが語られている。
自らゲームをプレイし、歴史を学ぶというユニークな『GAME CHRONICLE』。貴重な日本のゲーム文化と歴史に自分の手で触れてみて。