今年でオープン20年を迎えるカフェ&ブックス ビブリオテーク(東京・大阪・福岡・熊本)にて、同じく創刊20周年となるインディペンデントマガジン『here and there』最新号刊行記念フェアが7月13日(水)から7月31日(水)の期間に実施される。
here and there vol.15のテーマは「belonging」
『here and there』は編集者・林央子の個人出版プロジェクトとして2002年春に創刊されたインディペンデントマガジン。アート、ファッションからライフスタイルまで、ボーダレスな視線であつめた国内外の話題を、雑誌形式・日英バイリンガルで掲載している。
7月発売の最新号は、主宰者の林央子がコロナ禍と2年間のイギリス留学を経た感覚から、<帰属意識/belonging/ここにいたい場所/心地よい場所>をテーマに、人や場所をつなぐ。また付録にはマーク・ボスウィックの写真と詩によるB4ポスター(4c/1c)、10x3cmのステッカー2枚が付いてくる。
本号の参加アーティストには、アート・出版・園芸など、暮らしの中からつくることに向き合うジョアンナ・タガダ・ホフベック。20年ぶりにRun Collectionを再始動させたスーザン・チャンチオロ。福岡から2021年末に東京・新大久保へ転居した「途中でやめる」の山下陽光。フランス南西部の村で、あらたな空間を得てギャラリーをはじめる『Purple』マガジン創設者のエレン・フライス。山口県、パリ、千葉県などその時々に住まう場所から影響をうけながら作品をつくるアーティスト志村信裕。映画「エル・プラネタ」が日本でも公開されて話題のアマリア・ウルマンなどが参加・紹介されている。
そして、7月13日(水)よりカフェ&ブックス ビブリオテーク5店舗で行われるフェアでは、バックナンバーを一部店舗にて販売。さらに今フェアの特典として、制作時のこぼれ話などを盛り込んだ林央子自身のコメントを記載したフリーペーパーが7月16日(土)より配布されることに。ぜひこの機会にチェックしてほしい。
INFORMATION
カフェ&ブックス ビブリオテーク と『here and there』20周年特別企画
here and there vol.15 刊行記念フェア
―あなたの、 わたしの20年。 here and thereのこれまでと現在地
2022年7月13日(水)-7月31日(水)
カフェ&ブックス ビブリオテーク
東京・有楽町/東京・自由が丘/大阪・梅田/福岡・天神/熊本・鶴屋
here and there vol.15 belonging issue
7月1日発売
表紙を含め108ページ・付録にマーク・ボスウィックによるB4ポスター、10x3cmのステッカー2枚付
¥3,000(+tax)
About:
林央子をとりまく個性的・領域横断的な国内外のクリエイターとの交流の時間をとじこめた、感性を刺激する一冊。一見、とらえにくいアーティストたちの姿も、林央子のインタビューや執筆依頼によって、読み進めながら読者のひとりひとりが今を生きるヒントを得やすい紙面に編集されています。キュレーターでもある林央子のつくる、誌上の展覧会をプライベートタイムに見に行ったような個人的な読書体験は、いつどこで開いてもそのときの自分に必要な指針を得られるマジカルな時間を与えてくれるでしょう。