寺田倉庫のWHAT MUSEUM、初の試みとなる公開制作を4月より開催｜第1弾は＜能條雅由「うつろいに身をゆだねて」＞

寺田倉庫が運営する現代アートのコレクターズミュージアム・WHAT MUSEUM（ワットミュージアム）が、4月28日（金）から8月27日（日）まで、1階のSPACE2にて初の試みとなる公開制作＜能條雅由「うつろいに身をゆだねて」＞を開催する。

WHAT MUSEUM、初の試みとなる公開制作＜能條雅由「うつろいに身をゆだねて」＞を敢行

本展では、展示室を公開制作スペースとし、作家の新作を展示した空間に作家が通い、新たな作品を制作。第1弾となる今回は、自然現象からインスピレーションを受け、作品の中に偶然性や現象的要素を取り込みながら多様な視覚体験を生み出す試みをしている能條雅由を迎える。

寺田倉庫のWHAT MUSEUM、初の試みとなる公開制作を4月より開催｜第1弾は＜能條雅由「うつろいに身をゆだねて」＞ artculture230317-masayoshi-nojo4 — 能條雅由

今回の公開制作では、能條が新たに取り組んでいる樹々の年輪や細胞の蠢きを思わせる『Links』シリーズを制作、そして箔を用いた代表作『Mirage』シリーズの新作もあわせて展示される。また、本展のために撮影した作家へのインタビューや作品の制作プロセスを記録した映像を通して、作家の思考や制作方法に迫る。本展会期中は、制作した作品を販売するほか、関連イベントとしてワークショップやトークイベントも開催される予定だ。詳細は公式ウェブサイトで順次公開されるので、チェックをお忘れなく。