ダンサー/表現者の木原萌花がダンスソロパフォーマンス<旧平櫛田中邸 de タコダンス>を4月5日(金)から7日(日)まで行う。

ワークショップと上演の2方向から「自分に集中しない」ダンスを探り表現

昨春『他者から見た自己』をテーマにソロパフォーマンス<タコダンス>を一夜限りで行った木原萌花。そして今春、谷中霊園のほとりに佇む彫刻家・平櫛田中の元住居兼アトリエへと舞台を移し、3日間で4公演で開催。宣伝美術はアートディレクターの石橋光太郎が手がけた。演出は照明に松本永、音楽には宗像礼を迎え、近代アトリエ建築の先駆けである空間を生かし、ダンスパフォーマンスを行う。

ダンサー/表現者の木原萌花、築百年を超える旧平櫛田中邸アトリエにてダンスソロパフォーマンス<旧平櫛田中邸 de タコダンス>を開催|宗像礼が音楽で参加 artculture240318-momokakihara3
木原萌花
踊りを軸にパフォーマンスやプロデュースを展開する表現者・木原萌花が、ルーツであるクラシックバレエを習い始めた幼少時代、独自に踊っていたタコのようなダンスを通称“タコダンス”と呼んでいた。そもそもタコのように踊ることで何をしようとしていたのか? と表現の原点を探る過程と同時に、タコ=他己(たこ)。他人から見た自分。他己紹介の「他己」であり、他者と繋がっている。このことを主題に置いたダンス表現である。他者や自然とのつながりに意識を向け、自分が外の世界と繋がっていると感じられる時、人は固く閉じていた「自己」の鎧から解放され、少し軽くなった自分を発見できるのではないか? そんな仮定から出発し、ワークショップと上演の2方向から「自分に集中しない」ダンスを探り表現する。

ダンサー/表現者の木原萌花、築百年を超える旧平櫛田中邸アトリエにてダンスソロパフォーマンス<旧平櫛田中邸 de タコダンス>を開催|宗像礼が音楽で参加 artculture240318-momokakihara4-1

EVENT INFORMATION

旧平櫛田中邸 de タコダンス

ダンサー/表現者の木原萌花、築百年を超える旧平櫛田中邸アトリエにてダンスソロパフォーマンス<旧平櫛田中邸 de タコダンス>を開催|宗像礼が音楽で参加 artculture240318-momokakihara1
ダンサー/表現者の木原萌花、築百年を超える旧平櫛田中邸アトリエにてダンスソロパフォーマンス<旧平櫛田中邸 de タコダンス>を開催|宗像礼が音楽で参加 artculture240318-momokakihara2

4月5日(金)19:30

4月6日(土)13:00 / 18:00

4月7日(日)18:00

※開場は開演の1時間前

会場:旧平櫛田中邸アトリエ(https://taireki.com/hirakushi/)

住所:〒110-0002 東京都台東区上野桜木2丁目20−3

(東京メトロ千代田線 根津駅出口1より徒歩15分・JR 日暮里駅南口より徒歩10分)

詳細はこちら木原萌花