MONDO GROSSOで知られる大沢伸一と、アーティストとファンをつなぐキュレーション・プラットフォームである「KLKTN」が、音楽とビジュアル・アートを融合させたコレクターズ・アート作品シリーズの一環として、NFTオーディオステムプレーヤー「SMPLR」を公開した。

「KLKTN」がMONDO GROSSOとのNFTオーディオステムプレーヤー”SMPLR”を公開

NFTオーディオステムプレーヤー「SMPLR」とは、KLKTNのエンジニアが1990年代の音楽制作で多用されたサンプラー・ドラムマシンを彷彿とさせる、インタラクティブな体験として開発したもの。それぞれのサウンドには、特別仕様のビジュアル・アートが添えられており、すべての作品を集めると曲が完成し、Stemプレーヤーでの完全な体験ができるように設計されている。KLKTN Stemプレーヤーで最初に公開される曲は、MONDO GROSSOの“Everything Needs Love”だ。

また、NFT Stemプレーヤーで聴くことができるデジタルコレクティブルとして、アルバム『MONDO GROSSO OFFICIAL BEST』からインスピレーションを受けたデジタルアート作品が販売スタート。本作品は、KLKTN.comで購入することができ、認証済みのデジタル製品またはNFTとして限定的に提供される。1点あたりの価格は固定となっており、クレジットカードで購入することが可能だ。

最近ではキンブラ(Kimbra)、ケビン・ウーMIYAVIとのコラボでも話題となっているKLKTN。今後KLKTNは、新世代のコレクターのためにライナーノーツのコンセプトを復活させ、レガシーとイノベーションを融合させた、コレクション性の高いアルバムアートワークの提供も予定している。MONDO GROSSO30周年という記念すべき機会に、大沢伸一のクリエイティブな世界に没入することができる新たな試みをぜひ体験してほしい。

大沢伸一 コメント
MONDO GROSSOの30周年となるこのアルバムを記念して、ファンのみなさんに新しい体験をしていただきたいと考えていたのですが、KLKTNは最適なパートナーだと思い参加させていただきました。この新たな体験は、リミックス、アップデート、エディット、リマスターといったベストアルバムらしからぬアプローチから始まり、サウンドとビジュアルを通して、今まであまりやってこなかった僕のクリエイションの内側に触れていただくきっかけとなります。

KLKTN チーフ・クリエイティブ・オフィサー ジェフ・ミヤハラ コメント
KLKTNのNFT Stemプレーヤーの発売にあたり、驚くほどの幅広さ、野心、インパクトを持つ先駆的なアーティストである大沢伸一氏とチームを組むことができたことを誇りに思います。これは当社にとってだけでなく、業界全体にとっても大きな節目となります。NFTを通じて音楽を民主化し、クリエイティビティとファンダムの新しい時代を切り開き、世界中のアーティストのために新たな可能性を切り開く機会となるでしょう。

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