セガ×サンシャイン水族館
<毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)in みなとみらい>
~05.17(日)@神奈川県/マークイズみなとみらい 5F特設会場

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<毒毒毒毒毒毒毒毒毒展>(もうどく展)は、”毒を持つ生き物”を紹介する特別展。2014年夏にサンシャイン水族館で開催された際は約20万人を集客した。

毒が9つ並んだタイトルロゴと、黒と紫を基調にしたポスターが印象的である。毒という危険なイメージだが興味深いテーマを、毒々しいビジュアルで表現している。 今回の展示では、「刺す」、「咬(か)む」、「中毒」といった多種多様な毒を持つ生き物や、人間を死に至らしめるほどの強力な毒を持つ生き物など、全18の水槽で27種類を紹介している。

【注意】人によっては苦手な生き物の写真もあるかもしれません。後半はカエル、サソリ、クモなども登場しますのでご注意ください。

キレイで、カワイイ! でも油断は禁物!

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生き物が持っている毒についての解説があり、毒の種類、タイプ、毒がある部位の他、毒のレベルも知ることが出来る。

毒レベルは5段階で表記されている。ただし、毒の量や状況によって危険度は変わる。毒レベルが低い=安全ではない。しかもこれらの強さはLD50という、投与した動物の半分が死亡する量をもとにしている。

天敵や獲物に対しての毒なので、どの生き物の一番毒が強いというのは一概に言えず、人に毒を投与した場合どうなるかは分からないものもある。

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ハナミノカサゴ:そのゴージャスな姿から、海の貴婦人とも呼ばれることも。しかし美しいだけでなく、背びれと胸びれに毒があり、性格もなかなか攻撃的なのだとか。まさに“綺麗なバラには棘がある”という代表かもしれない。

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コンゴウフグとミナミハコフグ:水玉模様のミナミハコフグ、角があるコンゴウフグ。どちらも小さくて黄色くて、非常に可愛い。しかし、ハコフグの仲間は皮膚から毒を出すのでご用心。小さいからと言ってあなどれない。

アメコミ風のパネルで、様々な生き物の毒の危険性を説明するエリア。これからの季節海水浴に行く人も増えるだろう。 ぜひここで海の生き物の危険性を知っておきたい。

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オニダルマオコゼ:岩と間違えて踏むと危険! 長く鋭い毒トゲはダイビングブーツすら貫通してしまうらしい。

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アイゴの仲間:背びれのトゲに毒がある。釣りをする人も注意が必要。

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内容は結構ショッキングだが、危険性を分かりやすくコミカルに伝えている。絵がメインなので子供でも理解しやすいはず。

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ヒョウモンダコ:黄色地に紫色の水玉が美しい。大きさも5cmほどで非常に可愛らしい。思わず連れて帰って水槽で飼いたくなってしまうが、フグと同じテトロドトキシンという毒を持っている。なんと一かみで7人を麻痺・死亡させるレベルの毒だ。カワイイからと言ってあなどってはいけない。

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オニヒトデ:全身を覆うトゲに毒がある。裸足で踏みたくない生物ランキングがあれば、間違いなく上位に入るだろう。サンゴを食べてしまうことでも知られている。そう聞くと何となく悪そうな奴に見えてしまうが、通常は成長が早いサンゴを齧るのでサンゴ礁の多様性を維持する役目も果たしているのだとか。

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フグの仲間:ユーモラスな表情の「コクテンフグ」、「キタマクラ」というインパクトある名前のフグも。フグは青酸カリのおよそ1000倍とも言われる毒を持つ。それにしても「北枕」なんて不吉な名前だ……。「フグ目フグ亜目フグ科キタマクラ属」らしい。絶対に食べたいとは思わない。

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アナゴ:意外と知られていないがアナゴの血液には毒が含まれている。そんな機会はないと思うが、生血を大量に飲むと危険らしい。もし自分で調理する場合は60℃、5分以上の過熱をすること。

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クマノミ:クマノミと言えばイソギンチャク。イソギンチャクの触手には「刺胞」という毒針を出す細胞があるが、クマノミは身体の表面から特殊な粘液を出しており、刺されることはない。イソギンチャクはクマノミにとっては安心な「毒の家」だ。

水の生き物だけじゃない! ヤバイ毒を持った動植物たち。