昨今のコロナ禍中、おうちにいる時間が増えたという方も多いことだろう。
これほどまで多く、そして唐突におうちにいる時間が増えてしまうと、余暇をどう過ごしたらいいのかわからない。なかには、家でヒマを持て余してしまっている方もいらっしゃるはずだ。
かくいうQetic編集部も、おうちで何をしたらいいんだろう、なんて思いにふけりながらNetflixで配信中の映画やドラマなんかを観ていたところ、こんな考えがふと頭をよぎった。「アーティストの人たちってこの作品を観て、どんなことを考えているんだろう?」
ということで、Qeticではこの度、Netflixで現在配信中の映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの映像作品の中から、アーティストの方々にひとつの作品を選んでいただき、その作品に対してどんな思いや感情を抱いているのかを赤裸々に語っていただいた。彼らの意見を聞いた上で作品を観れば、きっと思いを共有できるはず!
第31弾となる今回は、平均年齢20歳の5人組バンド「FAITH」のボーカル・Akari Dritschlerが語る『13の理由』。
Akari Dritschler – 『13の理由』
高校生の女の子の自殺をテーマに、様々な問題について考えさせられる、実話を基にしたNetflixオリジナルドラマです。
いじめ、性的虐待、人種差別など、今私たちが考えるべき問題が、普段の生活の中でどのように起こっているのかが分かりやすく描かれています。
内容は少し暗いものですが、問題に立ち向かう登場人物たちを観て、改めて自分の考え方を見直すことができると思います。
私は1年前くらいにこのドラマに出会って、今まで以上に、人間として生きる上で持つべき心に気付く事ができました。
小学生の頃から憧れている大好きなセレーナ・ゴメスがエグゼクティブプロデューサーを務めた作品ということもあり、アーティストとしてこのような社会問題に向き合うこと、音楽やアートを通して世の中にメッセージを伝えていくことが大切だと思うキッカケになりました。
Netflixには番外編で、出演者や制作スタッフが、ドラマの中で取り上げた問題について語っているものも観ることができるので、より深く知る機会になるのではないかなと思います。
ソーシャルチェーン・ミステリー『13の理由』
▼合わせて読む
Vol.28 MINAKEKKE – 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
Vol.29 児玉奈央 – 『ニーナ・シモン~魂の歌』
Vol.30 コレサワ – 『愛の不時着』
INFORMATION
Akari Dritschler(アカリ ドリチュラー)
Akari Dritschler(Vo) 、ヤジマレイ(Gt&Vo)、レイ キャスナー(Gt&Vo)、荒井藤子(Ba)、ルカ メランソン(Dr)からなる長野県伊那市発、平均年齢20歳の5人組バンド<FAITH>のボーカル。90年代洋楽をルーツに感じさせるサウンドにメインストリームのメロディが融合した、新世代が鳴らすグローバルポップが持ち味。2020年1月リリースのMajor 1st Album 「Capture it」が全編英詞の新人としては異例となる全国71ものラジオ/TV局・番組でアルバム収録曲がパワープレイに選出。ラジオオンエアチャート2020年上半期2位を獲得するなど話題を呼んでいる。
デビューアルバムより、19歳のラッパー空音、DJのHiRAPARKとコラボした2曲連続Remixシングルが配信リリースされたばかり。
RELEASE INFORMATION
Party All Night (HiRAPARK Remix)
2020.07.22(水) Digital Release
FAITH Remix Collaboration