昨今のコロナ禍中、おうちにいる時間が増えたという方も多いことだろう。
これほどまで多く、そして唐突におうちにいる時間が増えてしまうと、余暇をどう過ごしたらいいのかわからない。なかには、家でヒマを持て余してしまっている方もいらっしゃるはずだ。
かくいうQetic編集部も、おうちで何をしたらいいんだろう、なんて思いにふけりながらNetflixで配信中の映画やドラマなんかを観ていたところ、こんな考えがふと頭をよぎった。「アーティストの人たちってこの作品を観て、どんなことを考えているんだろう?」
ということで、Qeticではこの度、Netflixで現在配信中の映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの映像作品の中から、アーティストの方々にひとつの作品を選んでいただき、その作品に対してどんな思いや感情を抱いているのかを赤裸々に語っていただいた。彼らの意見を聞いた上で作品を観れば、きっと思いを共有できるはず!
第15弾となる今回は、jan and naomiのnaomiのソロ名義naomi tokyo parisが語る『マイケル・ジョーダン ラストダンス』。
naomi paris tokyo(jan and naomi) – 『マイケル・ジョーダン ラストダンス』
小学生の時に転んでブッシュに突っ込んで、喉のあたりに木が刺さった。大きな怪我はしなかったけど、ずっと刺さったところに違和感があった。高校生くらいの時に、その傷跡を触っていたら、そこから木の破片が出てきた。
木の破片を皮膚の中に入れていた五年くらいの間、俺にとってのスーパースターはマイケル・ジョーダンだった。
これはマイケル・ジョーダンのドキュメンタリー、毎秒最高。
子供の時に何かに集中していて、舌が出ていた俺を見て、父は「マイケルジョーダンみたいだな」と言った。これを見ていて、父は元気かなと思いを馳せた。
『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』ティーザー予告編 – Netflix
▼合わせて読む
Vol.12 濱正悟 – 『ハリウッド』
Vol.13 松㟢翔平 – 『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』
Vol.14 Nenashi – 『アトランタ』
INFORMATION
naomi tokyo paris(jan and naomi)
jan and naomiのnaomiのソロ名義。jan and naomiは2012年結成後デュオとして活動開始。洗練されたメロディアスなサウンド、そして繊細で耽美的なその世界観は、70年代ポストパンク、90年代シューゲイザーや00年代初期のインディーロックを彷彿させる。2014年に1stシングル『A Portrait of the Artist as a Young Man/time』のリリースを皮切りに、本格的な活動をスタート。2016年にはフジロックフェスティバルに出演。ファッションショー、教会、アートスペースなどでライブを行い、国内のみならず、アジア圏でのツアーを成功させるなど、彼らの音楽に寄り添う独自のパフォーマンスを切り開いている。2020年5月20日、janとnaomiがそれぞれプロデュースをしたアルバム『YES』と『Neutrino』を同時発売した。
RELEASE INFORMATION
YES
2020.05.20(水)
¥2,500(+tax)
jan and naomi
Caroline International
POCS-23004
収録内容:
M1 Maybe
M2 Amber *先行配信楽曲
M3 Clos
M4 Pool
M5 Yes
M6 Lula
M7 Monk
M8 Monk
M9 Beaut
M10 □
Neutrino
2020.05.20(水)
¥2,500(+tax)
jan and naomi
Caroline International
POCS-23005
収録内容:
M1 序破急 ≪β Decay −Crystallization−≫
M2 幽の核 ≪Neutrino≫ *先行配信楽曲
M3 生へ死終り星 ≪Lust for Love≫
M4 哀あう牡丹 ≪Sad Peony≫
M5 氷融く血 ≪MBIMYI中≫
M6 九経る蜘蛛 ≪Nine Eyed Tarantula≫
M7 死の域二十三幕 ≪Deathomosphere 23≫
M8 終りの暁 ≪Last Morning≫
M9 誘みの香 ≪Goddessness≫
M10 誘ぐ憂い ≪Soldierness≫
M11 国生み ≪AI die for I (><:)≫
M12 光の死宣 ≪Shining≫
M13 御蔭の目合 ≪Boy Daughter Veroxius≫
M14 守り色 ≪Glass of Lies≫