7月19日(土)から9月23日(火・祝)にわたって東京都写真美術館で<岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて>が開催中だ。岡村昭彦(1929-85)は、1964年6月12日号の『ライフ』に9ページにわたり掲載されたベトナム戦争の写真によってフォトジャーナリストとしてデビューを果たし、「キャパを継ぐ男」として一躍国際的に注目された。
本展は岡村の没後、残された原板にまで遡って調査研究された成果をもとに、未発表の写真を中心に新たにプリントを制作して展示構成している。そこにはこれまで言われてきたような「フォトジャーナリスト」という言葉ではくくることのできない、岡村昭彦の思想と感情の軌跡が掘り起こされている。その集大成からは、人間の精神がカメラのレンズを通して、世界をどのように認識したかがあざやかに浮かび上がってくるはずだろう。
Event Information
岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて
2014.07.19(土)- 09.23(火・祝)@東京都写真美術館 3階展示室
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日が休館)
OPEN 10:00/CLOSE 18:00(木・金は21:00まで)
一般 ¥600(480)/学生 ¥500(400)/中高生・65歳以上 ¥400(320)
※()は20名以上の団体料金
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※東京都写真美術館友の会員は無料、第3水曜日は65歳以上無料