総合カルチャー誌『Quick Japan』最新号が2月28日(火)より発売される。巻頭特集は 「レイヤーを読め。」と題し、今さまざまなメディアに引く手あまたのコスプレイヤーを取り上げる。本特集では、表紙登場のえなこをはじめとした人気コスプレイヤーが多数在籍するPPエンタープライズ所属のコスプレイヤーへ取材。華やかなイメージの一方、あまり語られることのない本人たちのストーリーを徹底的に掘り下げた、60Pの読むコスプレイヤー特集に。
えなこがコスプレを辞めない理由とは?
表紙・巻頭インタビューには、日本を代表するコスプレイヤー・えなこが登場。取材中「『もうオワコン』とか、10年以上言われ続けているんですけど……。でも、(中略)今の自分と比較してみると全然、私、終わってないんですよ」と本人が語ったように、タフなハートとこだわりでコスプレという文化を牽引してきた彼女。多岐にわたる活動を行いながら今も自分が「コスプレイヤーである理由」をじっくり語る貴重な内容となっている。
また、同じくコスプレイヤーの顔である伊織もえのグラビア、さらにロングインタビューも掲載。2021年にPPEに加入するまで個人で活動してきた彼女。コスプレイヤーとしてはもちろんグラビア写真集も個人制作してきた伊織が、コスプレイヤーのグラビア進出への思いについて熱く語る。
さらには、PPEを立ち上げた現在も『ラグナロクオンライン』の公式コスプレイヤーをつとめるなど「プレイングマネージャー」であるよきゅーんのコスプレを広める戦略、アイドルからコスプレイヤーに転身した篠崎こころが語った気づき、今も会社員のかたわらコスプレイヤーを続けるえい梨の働き方、などなどそれぞれにまったく異なるコスプレイヤーのストーリーが明らかに。
スペシャル企画として2年連続で『M1グランプリ』決勝進出を果たすなど、実力・人気ともに大注目の真空ジェシカが登場。2023年1月におよそ1年ぶりの開催となった第5回『AUN~コンビ大喜利王決定戦~』でもその実力と速度で他の出場者を圧倒し優勝した彼ら。それを記念した対談として、2010年代から大喜利イベントでしのぎを削ってきたケビンスとの対談が実現した。
また、今泉力哉監督により実写映画化されたマンガ『ちひろさん』(安田弘之作)の小特集も掲載。2月23日よりNETFLIXで配信される本作を、友達、家族、恋人といった「名前」をキーワードに読み解きます。監督インタビューはもちろん、文筆家こだまによる特別エッセイも掲載されている。
そのほか、2021年に『万事快調オール・グリーンズ』で第28回松本清張賞を受賞した小説家・波木銅による新連載「ニュー・サバービア」がスタート。より読む企画が詰まったQuickJapan最新号、ぜひお楽しみに。
INFORMATION
『Quick Japan』vol.165
2月28日(火)
サイズ:A5/160ページ
ISBN:978-4778318512
¥1,430(tax incl.)
■店舗別特典
amazon先着購入特典 ※Amazon.co.jpのみで限定発売
特典:えなこ×QJ オリジナル栞 1種
ISBN:978-4778318628
■目次
特集 Cosplay 「レイヤーを読め。」
今やさまざまなメディアで目にすることも自然となったコスプレイヤー。
それぞれの個性的すぎる生き様を徹底インタビューする60P特集!
意外な?素顔も満載!
▼グラビア&インタビュー
えなこ
SPECIAL PHOTO「cat and dog and bunny」
ロングインタビュー「コスプレを辞めない理由」
伊織もえ
SPECIAL PHOTO「on the border」
ロングインタビュー「ひとりでやっていれば強くなるんです」
▼インタビュー
よきゅーん「コスプレを広げるゲーム」
篠崎こころ「コスプレは、私の温かい居場所」
えい梨「会社員の仕事と両立しながら手作りで自分を表現する」
▼フォトギャラリー
よきゅーんプロデュース「PPEの同人」
SPECIAL1
真空ジェシカ×ケビンス
対談「あのころの大喜利の話をしよう」
SPECIAL2
NETFLIX映画『ちひろさん』
インタビュー 今泉力哉(映画監督)
エッセイ こだま
【創作・写真】
新連載! 波木銅「ニュー・サバービア」
大前粟生「ピン芸人、高崎犬彦」
【レポート&インタビュー】
八木栞・福田真琳(つばきファクトリー)/板橋ハウス/やす子
/タイムマシー33号/鈴木みのり/ぐんぴぃ/大森時生/金井 球/みりちゃむ etc