【4F スタジオ】
通称「ベッドルームスタジオ」という8つのスタジオがあるのは4F。廃材である木々の全面使用&壁沿いに緑が生い茂っており、なんとなく避暑地のようにノビノビと過ごせる雰囲気……なのですが、実はこの空間もアート作品の一環! 狩野哲郎氏による、鳥が快適に生活するためのインスタレーション作品とのことでした。
(photo by Yasuharu Sasaki)
スタジオ内には実際に文鳥が2羽放し飼いされており、見学に行った際にも元気よくスタジオの廊下を飛び回りまくり!
(photo by Dan Wilton)
(photo by Dan Wilton)
鳥のインスタレーション作品をしばし観察した後に8部屋のスタジオをぐるりと見学。下記の案内図を見れば一目瞭然ですが、それぞれスタジオの形が異なります。
(photo by Qetic編集部)
形だけではなく部屋の中も、このようにシンプルな場所がある一方……
(photo by Dan Wilton)
(photo by Qetic編集部)
(photo by Qetic編集部)
Chim↑Pomの結婚デモ時の旗や写真がディスプレイされた部屋もあり(メッセージ性の強い音楽が生まれそう!)。
(photo by Yasuharu Sasaki)
Chim↑Pom部屋以外にも至るところにアート作品が展示されていたり、壁紙の模様など細部に至るまで微妙に全部違ったものに。
(photo by Qetic編集部)
このように各部屋どれも異なる空間が創られているため、アカデミー生達は2週間の間に自身にとって居心地の良いスタジオに入り浸るようになるそう。機材受付スタッフの方曰く、中には「ペルー人とフランス人の生徒2人だけしか使っていない部屋もあった」とのこと。見学する時に、誰がどのスタジオにいたのか想像してみるのも楽しいかもしれませんね(因みに見学した日にはドリアン・コンセプト先生が「8」の部屋にいました)!
機材部屋ものぞいたところ、多種多様の楽器が山積み! アーティスト達にとってまさに宝の山や〜!
(photo by Qetic編集部)
(photo by Qetic編集部)
廊下にはビョークが使用して話題になった「リアクトテーブル」も置かれていました。
(photo by Qetic編集部)
このように至るところにクリエイティビティに繋がるような仕掛けが施されているので、見学会ではスタジオの隅々まで見るべし!