2016年9月24日から10月28日の間、<レッドブル・ミュージック・アカデミー>がカナダ・モントリオールにて開催! 期間中音楽イベントやクラブナイト、パフォーマンス、パブリックレクチャーに加え、スペシャルVRエキシビションなどが展開される。
今回世界中から選ばれた38カ国、70名のアカデミー参加者たちは、アートとカルチャーの中心Phi Centreを拠点にモントリオールを巻き込んで開催される、前代未聞の多岐に渡るプログラムを経験。<RBMA>の期間中、Phi Centerではレコーディング、シーンの先駆者と交流するレクチャールーム、RBMAラジオスタジオなどの施設が用意されます。
Phi Centreの姉妹施設であるDHC/ART Foundation for Contemporary ArtではBjork(ビョーク)のビジュアル作品を中心にVRエキシビションが開催されることが決定! さらにビョーク自身がDJとして<RBMAナイト>に登場する!
イベントプログラムは、モントリオール中の様々な会場にて行われる。会場とアーティストのユニークな組み合わせもRBMAの魅力のひとつ。カナダ最古のシアター、Ludger-Duvernayでは、パンクミュージックのゴッドファーザー、Iggy Pop(イギー・ポップ)がパブリックレクチャーを開催。荘厳なシアターがこの永遠不滅のアーティストに、素晴らしい背景を演出する。また、キャバレー全盛期を彷彿とさせるLa Tullpeでは、ポラリス音楽賞受賞者、トロントのエクスペリメンタル・ハードコア・パンクのFucked Up(ファックト・アップ)とカナダのスロートシンガー、Tanya Tagaq(タニヤ・タガク)のコラボレーションが、ワールドプレミア開催される。
さらに、プラネタリウム会場では、電子音楽家、Pauline Oliveros(ポーリン・オリヴェロス)、現代音楽/前衛音楽シーンの重要ボーカリスト、Joan La Barbara(ジョアン・ラ・ バーバラ)らによるディープ・リスニング・エクペリエンスが、そしてモントリオールのアイコン的プールでは、水中サウンドエクスペリエンスが開催され、イタリアの作曲家、Lorenzo Senni(ロレンツォ・セニ)らによるライブが繰り広げられる。
そしてモントリオールの人気フェス、<Piknic Electronik(ピクニック・エレクトロニック)>がTheo Parrish(セオ・パリッシュ)をヘッドライナーに<RBMAスペシャル>をホストし、カナダのレーベル〈1080p〉はアートギャラリーArtgangにてレーベルナイトを敢行。
2013年NYにてプレミア開催されたプログラム<Drone Activity In Progress>では、ケベックやモントリオールのメタル、エクスペリメンタル、ノイズ、ドローン音楽の先駆者達が集結。
その他、<RBMA>開催期間中のプログラムは公式サイトをチェック!
なおアカデミーの建物内は一般公開されず、世界から選ばれた70名の参加者とレクチャー講師陣、そして参加者たちをサポートするチューター(Just Blaze(ジャストブレイズ)、Deradoorian(デラドューリアン)Matias Aguayo(マティアス・アグアーヨ)Lucrecia Dalt(ルクレシア・ダルト)のためだけの空間となります。建物内で撮影された動画は特設サイトに随時アップされる予定。お見逃しなく。
今年のRed Bull Music Academyの重要なコンテンツのひとつは、カナダ音楽の過去、現在、未来に焦点を当てた読み物やPeaches(ピーチズ)、Jessy Lanza(ジェシー・ランザ)、A-Trak(エートラック)、Kaytranada(ケイトラナダ)、BadBadNotGood(バッドバッドノットグッド)を起用した6話に渡るアニメーションシリーズでdaily.redbullmusicacademy.comにて展開予定。
ネットラジオ、RBMA RADIOでも期間中プログラムを放送。ゲストを招いたトークショーや、コンサート、クラブナイトのライブストリーミングなど目白押し。エキサイティングな1ヶ月、ぜひ期待しよう!
RBMA MONTREAL 2016
(C)Red Bull Content Pool