イベントが盛り沢山の<さいたまトリエンナーレ2016>
世界に開かれた創造と交流の現場をつくりだすことを目的とした国際芸術祭、<さいたまトリエンナーレ2016>のプレイベントが今年開催される。
テーマは「未来の発見!」。アートを鑑賞するだけでなく、共につくる、参加する芸術祭だ。まちの成り立ちや知られざる自然、土地の歴史など、生活都市ならではの魅力が見える、さいたま市内のさまざまな場所が会場となる。国内外のアーティストたちが発見する、多様で多彩なさいたま。今年はプレイベントとし、本番となる2016年に繋がるプロジェクトを市内各所で展開する。
A 大人だけのふとん山ナイト!
写真:青木兼治
「ふとん山」では、ふだんは子どもが主役。けれども本当は大人だって、思い切りゴロゴロして遊びたい。そんな夢を叶えるため、夜もふとん山を開放します。 この時間帯は基本的に大人のみご参加いただけます。
日時:10月2日(金)、3日(土)、11日(日) 18時から20時
※無料/申し込み不要
B ナイトトーク1 :「ふとん山で、さいたまの地形を語り尽くそう」
2つのふとん山の出現により、会場には谷地も生まれることになります。谷や窪地などの凹みを「スリバチ地形」と名づけて、研究している皆川典久さんをお招きし、地形が教えてくれる歴史の痕跡や街並みの成り立ち、場所が持つ潜在的な記憶の読み解き方についてお話いただきます。
日時:10月9日(金) 18時から19時半
ゲスト:皆川典久(東京スリバチ学会・会長)
進行:三浦匡史(さいたまトリエンナーレ2016・プロジェクトディレクター)
※無料/申し込み不要/当日先着順
C ナイトトーク2 : 「おふとんと芸術祭の未来」
小沢剛さんに、これまでのふとん山が辿ってきた旅路を中心に、過去の作品についてお話いただくとともに、今の時代にさいたまで芸術祭を開催することの意味について語り合います。
日時:10月10日(土) 18時から19時半
ゲスト:小沢剛(美術家)
進行:芹沢高志(さいたまトリエンナーレ2016・ディレクター)
※無料/申し込み不要/当日先着順C
D ワークショップ「かみぶくろのくにへようこそ」(要申込)
「かみぶくろのくににようこそ」(いわきアリオス、2013年)
小沢剛さんと一緒に、紙袋を着たり履いたり被ったりして「ふくろ族」になってみよう!何の変哲もない紙袋が、帽子や服になったり、トンネルになったり。最後にはふくろ族みんなで「ふとん山」会場にも飛び込みます!
日時:10月11日(日) 午前の部 10時から12時/午後の部 14時から16時
※無料/要申し込み(ウェブサイトより)/先着順/小学生以下(未就学児は
要保護者同伴)対象
EVENT INFORMATION
さいたまトリエンナーレ2016 プレイベント
2015.10.02(金)- 2015.10.12(月・祝)
OPEN 10:00/CLOSE 17:00
さいたま市 プラザノース 2F ノースギャラリー8
ADV FREE
edit by Qetic・Yukika Tasaki