“カラー写真のパイオニア”として、独自のアングルでニューヨークの日常を撮りつづけ、近年その魅力が再評価されている写真家、ソール・ライター。2020年1月にBunkamura ザ・ミュージアムにて開催された写真展<永遠のソール・ライター>は新型コロナウイルスの影響で突然の中止を余儀なくされたが、この度、同展覧会のアンコール展が開幕となった。
<永遠のソール・ライター>アンコール展が開幕
本展では、ソール・ライターが愛し慈しみ、よき理解者であった妹のデボラや恋人のソームズ、愛し共に暮らした猫たちを被写体とした作品や、世界初公開となる、膨大に残された未プリントフィルムのカラースライド(ソール・ライター財団によりデータ化)が展示される。
また、これまでほとんど紹介される機会をみなかった、2000年以降に撮影されたデジタルカメラでの作品や、自ら“芸術の到達点”と語ったスケッチなど、2017年の初回顧展時から新たに整理された作品・資料がメインに展示され、人生を急がず、ぶれることのない生き方、独自の姿勢をつらぬいたソール・ライターの創作の背景や、その実像に迫る展覧会となっている。
さらに、会期中は本展とのコラボメニューが展開されることに。Bunkamura ドゥ マゴ パリでは、彼の活躍したニューヨークをイメージしたホットドッグとクラフトコーラが、Bunkamura ロビーラウンジでは、ソール・ライターが好んで撮影したモチーフの中でも象徴的な作品『傘』を赤いコーンでイメージしたソフトクリームサンデーが提供される。
尚、本展では新型コロナウイルス感染症対策のため、8月8日(土)以降の土日祝日に限り、オンラインによる入場日時予約が必要となる。予約方法等、詳細は展覧会特集HPにて随時発表されるので、是非チェックを。
INFORMATION
アンコール開催 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター
2020年7月22日(水)〜9月28日(月)
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
*8月18日(火)、9月8日(火)のみ休館
*本展では夜間開館はございません
Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料:一般 ¥1,500/大学・高校生 ¥1,000/中学・小学生 ¥700
当日券:オンラインチケット MY Bunkamura(スマホチケットのみ)、Bunkamura ザ・ミュージアム カウンターにて販売
主催:Bunkamura、読売新聞社
協力:ソール・ライター財団
後援:J-WAVE
企画協力:コンタクト
*ソール・ライター撮影の出展作品につきましては、2020年1月開催<永遠のソール・ライター>と同一になりますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から展示構成を一部変更しています。映像コンテンツ『スライド・プロジェクション』の上映はございませんが、スライド作品は形を変更してお楽しみいただきます。
*払戻し期間終了のため、2020年1月開催<永遠のソール・ライター>のチケット(全券種)はご利用いただけません。
*展覧会特集HP内「お客様へのお願い」をご確認いただきご来館のご協力をおねがいいたします。
*状況によって会期等は変更となる可能性もございます。最新の情報は展覧会特集HPで随時ご案内いたしますので、ご来場の際には事前のご確認を重ねてお願い申し上げます。