95年ニューヨークに渡り、ヒップホップアーティストたちの写真を撮り始め、日本やアメリカの雑誌を主に広告やアルバムカバーに加え、レオナルド・ディカプリオやビヨンセ(Beyoncé)、オノ・ヨーコなどをはじめとした多くの著名人のポートレート撮影を手がけているAtsuko Tanaka。彼女が、日本の新鋭ラッパー14名のリアルを収めた写真集『SHOSHINSHOMEI -正真正銘-』を6月30日(水)に発売することに。
Atsuko Tanakaの写真集『SHOSHINSHOMEI -正真正銘-』が発売決定!
今後さらに大きくなることが期待される日本のヒップホップカルチャー。『SHOSHINSHOMEI -正真正銘-』は、その今を、世界中に発信するため、日本のヒップホップシーンを代表する若手ラッパーたち14名にフォーカスを当て、彼らの音楽活動、制作過程、日常を捉えたリアルな写真集となっている。
本作のタイトル『SHOSHINSHOMEI』について、Atsuko Tanakaは「自分自身に、そしてラップを通して発する言葉においてもリアルでいることが大事とされるラッパーたちを表す、”偽りのない本物である こと”という意味の「正真正銘」を用いました」と語っている。
ニューヨークのブロンクスでヒップホップが誕生して約50年。その後、アメリカを起点に世界中の若者の心を魅了し、現在では世界各地で独自のヒップホップ文化が形づくられている一方、日本では80年代半ばにヒップホップが盛り上がるも、文化として根付いたとは言い難かった。現代では幼い頃からリアルなヒップホップを聴いて育った人たちが、そこに近年のグローバル化、音楽のデジタル化、SNSの発達、さらに独特の海外の文化を日本人独特の研磨力で洗練させたことで、日本のヒップホップは世界中から注目される独自のカルチャーへと成長を遂げている。日本のヒップホップカルチャーのこれからを担うアーティストたちを収めた本写真集をぜひゲットしてほしい。
著者コメント
写真家歴約30年で初のソロ写真集です。私は、10代で本場アメリカのヒップホップに魅了され、90年代中頃からニューヨークのラッパーたちをメインに撮ってきました。今のジャパニーズヒップホップシーンの盛り上がり方が、90年代後半から2000年代にかけてメイ ンストリームにのし上がっていったアメリカのヒップホップシーンと重なるように感じて、「これは写真集として形に残さねば!」という想いが膨れ上がっていきました。そして自ら企画書を作り、コンタクトを取って、皆さんの撮影をさせていただきました。ラッパーたち、そしてシーン自体が今後どのように変化を遂げていくのかわかりませんが、歴史の大事な一コマを捉えた写真集として、末長く愛される本になるといいなと願ってます。
RELEASE INFORMATION
SHOSHINSHOMEI –正真正銘-
2021年6月30日(水)
販売価格:¥4,400(tax incl.)
著者:Atsuko Tanaka
発行:SPACE SHOWER NETWORKS INC.
発売:TWO VIRGINS Co.,Ltd.
サイズ:天地253ミリ×左右215ミリ
ページ数:128p
ISBN:ISBN978-4-908406-10-2
販売:全国の書店及びインターネット流通にて
掲載アーティスト:JP THE WAVY / WILYWNKA / ¥ellow Bucks / OZworld / MIYACHI / LEX / Red Eye / Hideyoshi / Leon Fanourakis / Ralph / AKKO GORILLA(あっこゴリラ)/ week dudus / Charlu / Tsubaki(椿) ※順不同