“少女作家”たちにインタビュー。「あなたにとって“少女”とは?」

今回会場にいた3人のアーティストの方にもお話を聞いた。皆さん『少女展』をデザインフェスタギャラリーのTwitterで知ったそうだ。

竹原真由美さんは、自分が憧れる女の子を作品にしている。赤やピンク、リボン、レースなど、女の子が好きそうなモチーフが多用されていた。

——『少女』とはどんなイメージですか?

竹原さん 幼さ、若さ。そして若さゆえの可愛らしさ。それと相反する小悪魔的な魅力を持った存在でしょうか。

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沢山の花を身に付け、額縁はフリルで飾られた作品は、昔読んだおとぎ話に出てきたお姫様のよう。キャンバスに向かうときは、自分も楽しんでいるという。

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壁には全て形や模様が異なる、小さなクッションのようなものが飾られている。今回の展示スペースを演出するために手作りしたそう。また、テーブルの上にはカラフルなだるまが。これも作品の一部化と思ったが、竹原さんが個人的にだるまにはまっているため、飾ってみたとのこと。

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竹原さんが一番気に入っているという少女の絵。ご自身の名刺にも同じデザインが描かれている。お気に入りの理由を聞くと「自分のイメージする“女の子”が描けたから」と教えてくれた。

つみきさんは絵を描く他にも、“harmony by_tsumiki”という自身のブランドでアクセサリーなどを制作している。

——『少女』とはどんなイメージですか?

つみきさん ピュア、清楚、カワイイ、そんなイメージです。

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紫陽花と少女。何も知らず素直だった自分の思い出と、イメージする少女像を融合して描いたそう。紫陽花はつみきさんが好きな花で、ブランドのイメージカラーでもある。様々な色合いがあることが魅力とのこと。刺繍用の糸や、布を買うときにも紫陽花の色を基準に選んでいるそうだ。

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紫陽花を刺繍したブローチや、紙で出来た花を閉じ込めたアクセサリーなども販売されていた。淡い色合いがとても可愛らしい。

晶さんは“つけ襟×少女のイラスト”を展示していた。靴下を専門に売るお店があるなら、つけ襟を売る“襟屋”があったら面白いのではないか? という発想から生まれたそう。

——『少女』とはどんなイメージですか?

晶さん 可愛いものが全部詰まったような感じですね。

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Tシャツにも合わせられるカジュアルなものから、パーティーなどに使えそうなゴージャスなものまで、色々なつけ襟が紹介されている。実物のつけ襟は晶さんの手作り。ホック、リボン、スナップボタンなど、留め方も異なる。

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『襟屋』という冊子を描きなおしたものと、新作併せて16枚を展示。セーラー襟のイヤホンジャックなども販売していた。

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