2023年3月18日(土)に開業し、相鉄線と東急線の相互直通運転を開始される相鉄新横浜線・東急新横浜線。これを記念し、相鉄ホールディングスが、俳優・オダギリジョーと櫻坂46・山崎天を起用した相鉄・東急直通線開業記念ムービー『父と娘の風景』を本日3月16日(木)から、相鉄グループ公式YouTube・特設サイトにて公開した。音楽は、PUNPEEがハナレグミの名曲“家族の風景”をサンプリングし“タイムマシーンにのって”を再解釈したスペシャルコラボ楽曲となっている。
相鉄・東急直通線開業記念ムービー『父と娘の風景』|オダギリジョー、櫻坂46・山崎天出演
「父と娘の風景」をテーマに制作された本ムービーは、娘を持つ父親たちへのインタビューをもとに、誰もが共感できる親子の関係の変化を描いた「12年間の物語」を描く。本作の映像ディレクターは、2019年の相鉄都心直通記念ムービー『100 YEARS TRAIN』をはじめ、 数々の話題の映像を手掛けるフィルム・ディレクターの柳沢翔監督が担当した。
映像でとりわけ印象的な“25人のオダギリジョー”、“25人の山崎天”、“50人の時間差演技”、“25台のループ車両”、“車窓の光を再現する照明装置”、“12年の歳をとる10秒メイク”。本作は、その全てを人力で撮る“50人ワンカット映像”を実現するため、200人以上のクルーが息を合わせて撮影された。幼少期の娘とともに“1人目の父”を演じたオダギリジョーは、その後、セット裏を30メートル疾走。途中、10秒間のヘアメイクによって12年後の姿となり、“25人目の父”として再びセット内へ移動し、12年後の娘を演じる山崎さんと、クライマックスシーンを演じるなどユニークな撮影の苦労も。
PUNPEE「タイムマシーンにのって」× ハナレグミ「家族の風景」
映像内の音楽では、相鉄・東急直通線開業=“つなぐ”にちなみ、2組のアーティストの名曲を“つなぐ”ことで新たな楽曲が誕生。幅広い世代から支持を受けるプロデューサー/ラッパー“PUNPEE”が、深く温かい声と歌唱力で20年以上愛される“ハナレグミ”とコラボレーションを果たした。今回のためにボーカルを再録し、アレンジをし直したPUNPEEの代表曲“タイムマシーンにのって”に、ハナレグミの代表曲“家族の風景”をサンプリングし、別々の楽曲とは思えないほどトラックも歌詞もマッチした音楽の風景が、父と娘の物語を彩っている。
PUNPEE – タイムマシーンにのって (Official Music Video)
ハナレグミ「家族の風景」
オダギリジョー、山崎天 スペシャルインタビュー|柳沢翔監督 コメント
Q:撮影の感想をお願いします。
オダギリさん:面白かったですよね。こういう手の込んだスケールの作品は少ないので、すごく楽しかったです。
山崎さん:こだわりがすごく強かったです。
Q:お二人は初共演とのことですが、おたがいの印象や共演した感想をお願いします。
オダギリさん:天ってすごい名前だなというのと、お父さんが自分より若いのに驚きました。
山崎さん:クールな方だなと思いました。こんなお父さん中々いないなって思います。
渋くて、洒落たお父さんだなと思いましたし、一緒に(撮影)しているシーンとかは
すごく娘のことを思ってくれている、遠くの方から見守ってくれる優しいお父さんだなと思いました。
Q:映像では、反抗期など親子の距離の変化を描いています。山崎さんはご両親に反抗してしまう時期はありましたか?
山崎さん:反抗期はがっつりあったタイプなので、小学校5年生の時は毎日喧嘩していて、お母さんが家を出て行ってましたね。もう今はめちゃめちゃ仲良しですが、昔はありましたね。
オダギリさん:女の子とお母さんは合うか合わないかはっきりしますよね。
Q:映像では、幼少期の娘が「遠い」と言うシーンがあります。子供の頃に遠くの町まで電車で行った思い出はありますか?
オダギリさん:僕は地元が岡山なんですが、長い休みは必ず神戸の親戚の家に電車で行っていたんですよ。小学生の時は、行きの駅で母親との別れに泣いて、また岡山に戻る電車の窓外の親戚に向かって泣いて。 別れに毎回泣いていましたね。
山崎さん:遠くの町に出かけたというよりは、改札に入るときに子供料金の切符を入れるとき、ピピーって音が鳴るんですけど、身長が高い子供だったので毎回駅員さんに疑われていました。すごく覚えています。
Q:今回の相鉄・東急直通線開業で、新幹線も停車する新横浜へのアクセスが便利になります。オダギリさんは岡山、山崎さんは大阪のご出身ですが、横浜エリアへの思い出やイメージをお聞かせください。
山崎さん:横浜は赤レンガがあるじゃないですか。メンバーの森田ひかるとクリスマスイブにクリスマスマーケットをやっていたので、2人でプライベートで遊びに行きました。
オダギリさん:古い町並みとか建物が残っていたり、ロケに似合う街なんですよね。 若い時から横浜で撮影することが多かったので、画になる街だなって印象があります。
Q:今回の楽曲は、PUNPEE「タイムマシーンにのって」とハナレグミ「家族の風景」のコラボレーションです。楽曲を聴いてどう思われましたか?
山崎さん:すごくおしゃれで、今日撮った映像にあの音楽が合わさるとすごく良くなるだろうなと思います。時の流れも感じたりとか、今回カウントで厳密に撮影したので、ぴったりはまるとすごいおもしろい映像になるのではないかなと思います。私もすごく楽しみにしています。
オダギリさん:家族・父娘をテーマにしてますし、ばっちりはまるんじゃないでしょうか。
Q:お二人が思い浮かべる「家族の風景」はどんなものですか?
山崎さん:私の家族はカラオケがとにかく好きなので、お正月は帰るといつもカラオケに行って歌って踊るので、それが家族のスタイルかなと思います。
オダギリさん:それはかなり仲いいですね。
山崎さん:仲いいですね。 (姉妹が)下が2人いるのでその2人がずっと歌ってます。
オダギリさん:親の前でよく歌えますね!(笑)僕、絶対無理です。恥ずかしくて。でもうらやましいですね。
Q:「タイムマシーンにのって」行ってみたい瞬間はありますか?
山崎さん:自分が生まれた瞬間とか、妹が生まれた瞬間とか見に行きたいですね。写真でしかやはり生まれた
瞬間は見れないので、映像だとまた違うんだろうなと気になりますね。
Q:映像をご覧になる方へメッセージをお願いします。
オダギリさん:日々続いていく暮らしとそれに寄り添う電車の姿を映した素敵なムービーになったかと思います。是非多くの人に見ていただきたいです。
山崎さん:1人の娘として役に共感できることもすごくあり、成長と巣立ちの物語を精一杯演じさせていただきました。父と娘の関係が変化していく姿に是非注目していただきたいですし、すごくおもしろい映像になっているかと思いますので、何回も繰り返し細かいところまで見ていただけたらなと思います。
監督|柳沢翔 コメント
ある親子の12年間を、25人のオダギリさんと25人の天さんと、ちょっと変なセットで表現しました。キャストがスタジオで全員並んでる光景は不可思議で、でもどこかゆるくて、スタッフ全員ワクワクが止まりませんでした! 映像にあたたかさを添えてくれた Pさん×ハナレグミさんの音楽も是非聞いてほしいです!
撮影エピソード
オダギリ ジョーさん・山崎天さんと200人以上のキャスト・スタッフが想いを一つにして挑んだ撮影現場
メイクから衣装までそっくり似せた48名の“オダギリさん役”と“山崎さん役”のキャストを前に、驚きながらスタジオ入りされたお二人。一つ一つ表情やセリフのニュアンスについて、スタッフと細やかな部分まで打ち合わせるオダギリさんの真剣な表情からは、心動かす動画に仕上げたいという熱意を感じられました。本番中はワンカット撮影の緊張感が漂いながらも、合間には子供たちとの可愛らしい会話が見られた撮影現場。子役からの「頑張りましょう」の掛け声に元気をもらった山崎さんが、カメラマンの方に向きガッツポーズで応える場面もあり、多くのキャスト、スタッフが一丸となって撮影に挑んだ現場でした。